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学力アップシリーズ

【読み聞かせから読書へ】スムーズに切り替えるために実践した5つのコト

【読み聞かせから読書へ】スムーズに切り替えるために実践した5つのコト

 

かえるぱぱ
かえるぱぱ
小さい頃はあんなに読み聞かせしたのに、全然読書しないよー。
読み聞かせから読書につなげる工夫ってあるのかな~

tobitaka@ピンタレスト

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ピンタレストボード

こんにちは、とんびーです。

「小さな頃にたくさん読み聞かせをしたのに、読み聞かせをやめたらさっぱり本を読まなくなってしまった~」

というのはよく聞く話です。

 

実は私とんびー自身もそうでした。

親に読み聞かせしてもらった記憶はありますが、その後本を手に取ることがほとんどありませんでした。

社会人になってから「今年は読もう!」と決心して、

毎年、夏の文庫フェア「カドフェス」「ナツイチ」の平台を見に行き、夏目漱石の「こころ」を買ったことは今も懐かしい...

かえるぱぱ
かえるぱぱ
1年に1回襲ってくる決心

まあ、結局最後まで読むことができなかったんですけどー。

 

そんなわけで、自分の子どもには「真の読書好き」になってもらおうと、鼻息荒く読み聞かせを頑張り、その後の読書へつなげ、

今では二人ともたくさんの本を読む読書家に育ってくれました。

そこで今回は、「読み聞かせ」から「読書」の流れで失敗しないように、スムーズに切り替えるために実践した以下の5つのポイントを解説していきます!

  1. 読み聞かせで本の楽しさを伝えた
  2. 文章の長い絵本や分厚い児童文庫も読み聞かせした
  3. スイッチ、ポン!で楽しめる娯楽から距離をおいた
  4. 映像と本を上手に結びつけた
  5. 読み聞かせをやめるタイミングを間違えなかった

 

この記事を読めば以下のことがわかります。

  • 読み聞かせの意義
  • 本に集中させる環境の作り方
  • 読み聞かせをやめてもいいタイミング
  • 読み聞かせから読書へチェンジしたい時の本の選び方
  • 読み聞かせから読書へチェンジしたい時におすすめの本
とんびー
とんびー
読書の楽しさを一生感じられる大人になってほしいと願う親心

それでは参りましょう。

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「読み聞かせ」から「読書」の流れをスムーズにするために実践した5つのポイント

私が「読み聞かせ」を「読書」につなげることができた5つのポイントは以下の通りです。

  1. 読み聞かせで本の楽しさを伝えた
  2. 文章の長い絵本や分厚い児童文庫も読み聞かせした
  3. スイッチ、ポン!で楽しめる娯楽から距離をおいた
  4. 映像と本を上手に結びつけた
  5. 読み聞かせをやめるタイミングを間違えなかった

上の5つを実践したら、私が読み聞かせをやめた後でも、子どもたちは進んで読書してくれています。

とんびー
とんびー
学校の図書館の常連さんよ

読み聞かせで本の楽しさを伝えた

本を読む楽しさや毎日読みたいという気持ちを育てるために、まずは「読み聞かせ」を毎日続けることにしました。

1日1冊です笑。

毎日続けるのですから、親は無理をしないことを一番に。

お座りができるようになってから読み聞かせを始めました。

とんびー
とんびー
胎教で読み聞かせを開始した人ってすごいと思うわ~

私自身が文字を読むのが苦手だったので、あまり積極的ではなかったんですよね。

 

出産祝いにもらった「音の出る本」からスタート!

最初はボタンを押しまくって、私の話などさっぱり聞いていませんでしたが、

私も負けじとボタンを押しまくって、読み聞かせの時間を楽しく過ごしました。

かえるぱぱ
かえるぱぱ
おいおい!

 

音の出る本もそのうち飽きます。

そうなったら定番の「いないいないばあ」、松谷みよ子さんの絵本です。

赤ちゃん用の絵本から、その時の子どものブームに合わせて選びました。

 

大切なのは子どもが、

  • 読み聞かせの時間楽しかったな
  • 明日も本を読みたいな

って思ってくれること。

指をくわえながらもう片方の手で別の絵本を持ってきたり、

「もう1冊読んで」とか、「明日はこれを読んで欲しい」っていう言葉を聞けたときに、

本を読む楽しさが伝わってるなと実感しました。

読書への第一歩。

あとは私自身がどこまで読み聞かせを続けられるのか

自分との戦いですよ...

最初は1日1冊と決めて読み聞かせしていた私も、調子のいい時は何冊か読んであげることもありました。

でも、無理はしない、調子のいい時だけ笑

 

途中、「どうやって読んだらいいのかな」とか「正しい読み聞かせのしかたってあるのかな」とか考えることがあり検索してみると、

「感情をこめずに淡々と読んだほうがいい」

VS

「感情をこめて読んだ方がいい」

全く正反対のアドバイスが笑

今となっては「正直どーでもいいがな」が結論。

 

というのも、子どもが食いついてくれる読み方をしていたら、

「真の読書好き」になってくれたから。

絵本の正しい読み方は「子のみぞ知る!」

子どもにも意見を聞いていろいろ試すのがおすすめです。

ちなみに私は、物語は「感情を込めて読む」派でした。

とんびー
とんびー
物語ってついつい感情が入っちゃうよね~

文章の長い絵本や分厚い児童文庫も読み聞かせした

私が毎日読み聞かせをしていて感じていたのが「文字を読むことに多少の苦痛」があること泣

「文字を読むのに抵抗がある」「長い文章を見ると苦痛を感じる」

ずばり、文字や文字の多さに慣れているか慣れていないかが壁を作り出していると感じました。

「読み聞かせの絵本」と「親が期待している読書」の間には大きな壁があること。

それは読書が苦手な私だからわかったことで、

きっと読書が好きな人は「読み聞かせをしていれば、子どもは勝手に読書に進んでくれる」と思っているのかもしれません。

 

もちろん、進んで読書するようになる子どももいると思いますが、

私自身は「進んで読書しない子ども」になってしまったワケで...

そこで、このままひたすら絵本の読み聞かせをしていてもダメだろうと考えました。

紙に対する文字の面積を増やしていく作戦

で、何をしたのかというと、じょじょに「文が長め」の絵本も読み始めることです。

教科書に出てくるような「ごんぎつね」とか「おじさんのかさ」(知ってる人いるかな~)とか。

話の展開が面白そうな文章長めの絵本を読みました。

 

そしてその次にハードカバーの児童書に進みます。

文字が大きく書かれていて絵本ほど挿し絵もなく、「読み聞かせから読書へ」の移行にもってこいの本です。

とんびー家で人気だったのが「はれときどきぶた」でした。

主人公の男の子が夏休みの絵日記にふざけて、明日の日記を書くんです「空からぶたが降ってくる」と。

すると次の日、本当に空からぶたが降ってきちゃうっていう笑

 

こんな感じで、「絵本→文章の長い絵本→児童書」と読み進め、少しずつ「文字の多さ」に慣れさせました。

とんびー
とんびー
私自身も慣れてきたわ笑

 

最終的には児童文庫、例えば「青い鳥文庫」や「偕成社文庫」などから、子どもたちが興味をもちそうな物語やノンフィクションのお話を選びました。

戦争、冒険、事件とか、今まであまりかかわったことのない話は、のめり込んで聞いていましたね。

アガサクリスティーの「オリエント急行殺人事件」や江戸川乱歩の「少年探偵シリーズ」を、私と子どもと交代で読み聞かせしたり。

最初に読み聞かせを開始して、この間、9年くらいでしょうか。

最後に読み聞かせしたのが、小3か小4のときだったと思います。

そしてある時、事件が起きた!読み聞かせからの卒業

ある日いつものように読み聞かせをしていました。

すると長男が「自分で読んだほうがもっと早く読めるな~」と...

えっ、いま何と?

衝撃!...そしてなんだか寂しい。

私の読み聞かせの歴史はここで終止符を打ちました。

かえるぱぱ
かえるぱぱ
大げさだなっ!

 

事件後、読み聞かせを読書につなげるにはやはり、読み聞かせをしているうちに長い文章に慣れさせることが大事だと実感。

「長い文章」に免疫をつくると、文章に抵抗がなくなるんですね。

とんびー
とんびー
私も読書が好きになったの!

「読み聞かせから読書をスムーズにする本」を選ぶポイント・読みすすめる順番

ちなみに以下のようなポイントで私は本を選びました。

  • 文章が長めの絵本
  • 教科書に出てくる物語
  • タイトルや表紙が面白い本・引きつけられる本
  • さし絵が豊富な本
  • 今までにあまり触れたことのない内容(戦争、冒険、事件など)

私自身が教科書で読んだ物語は本を選ぶうえで参考になりました。

だって、もう40半ばのおばさんがまだ覚えているって、それなりに子ども心にインパクトがあったってことかなと。

児童書は、先ほどの「はれときどきぶた」のように題名を見て面白味を感じる本や、

「雪女」のような怪談集も喜んで聞いてくれました。

児童文庫は楽しい内容から、子どもたちが自分では選ばないかなと感じた、戦争の話やイタイイタイ病のような公害の話も読み聞かせしました。

題材自体は目をそらしたくなるようなことかもしれませんが、児童文庫は子どもに配慮されて作られているので安心して読めます。

私が読み進めた順番を下記にまとめました。

  1. 音の出る絵本
  2. 赤ちゃん用の絵本
  3. 子どもの興味に合わせた絵本
  4. 文章の長い絵本
  5. 児童書
  6. 児童文庫

この順番で読み進めていくと、ある日突然事件が起きるかもしれません笑

スイッチ、ポン!で楽しめる娯楽から距離をおいた

読み聞かせと同時に私が気をつけていたのは、

テレビやYoutube、ゲームのようなスイッチをポン!と入れるだけの娯楽を、小さなうちに教えないことでした。

私たち親も体感としてありませんか?

簡単に楽しめるものって、確実に読書の時間を奪うし、読書を遠ざけているなと。

私の場合は昭和の時代なのでそれが「テレビ」でしたが、今ってたくさん娯楽があります。

小さなときにメディアの刺激的な楽しさを知ったら、子どもの中で「本はつまらないもの」、すぐに最下層になってしまいそう。

 

「読み聞かせは読み聞かせで聞くけどさー、本を読むよりYoutubeを見るほうが楽しいよねー」

と、暇になるとついついタブレットを手にするようになります。

 

こうなってしまうと「読み聞かせ」から「読書」への移行が難しくなりそうだ、と私は想像しました。

読み聞かせをしたのに子どもが読書をしない

は、私自身の体感としても、他の楽しいことをたくさん知りすぎているせいではないかと。

 

もちろん子どもの性格も関係してくるので、みんながみんなそうとは言えませんよ。

あとから読書に目覚める人もたくさんいますから。

子どもに読み聞かせしているうちに自分も読書できるようになった私のような人間もいるので。

でも、もっと早く読書好きになったほうがよかったな~と感じています。

 

だから、メディアに触れるのは読書の楽しさを知ってからでも遅くないと考えたんです。

ちなみにとんびー家では基本的にほとんどテレビをつけることがありません。

どうせ見るならと、小さなころは厳選した子ども番組や映画などを時間を決めて見ていました。

どういった観点で子どもに見せる動画を選んでいたかは、以下の記事で解説しています。

【子どもと動画・制限した結果】十数年、続けてわかったメリットとデメリット

 

とんびー家では、メディアに触れる時間がほとんど無かったので、

  • おもちゃで遊ぶ
  • 工作をする
  • 本を読む
  • 外で遊ぶ etc…

が子どもの選択肢になっていました。

だから、アナログな昔ながらの遊び方で子どもたちは1日を過ごしていましたよ。

映像と本を上手に結びつけた

私も子どもたちもよく映画を見ます。

とんびー
とんびー
あ、映画館じゃなくって「録画」したやつね

 

子どもたちと見る映画を選ぶ基準というのが実はあります。

  • 原作がある
  • 子どもが興味を持ちそうな内容

小さな頃は本を読ませる戦略の一つとして映画を見ていました。

映画が楽しければ原作の本を読むきっかけになるんです。

 

映画を見ている子どもの反応が楽しそうだったら、原作の本を用意して読み聞かせしました。

映画を見ておおまかな内容がわかっているので、かなりの高確率で子どもは食いついてきます。

「ここの部分は映画と違う!」とか「こんな人映画には出てこなかったね」とかいろいろな話をしながら読み聞かせができて、とても楽しい時間でした。

もう少し大きくなると「映画より原作の方が断然いい」とか、「これ、映画化失敗だな」とか感想も辛らつになってきます笑

この戦略は映画に限らず、NHKの朝ドラや大河でもオッケー。

子どもの反応が良ければ、原作や伝記などを探して読み聞かせしました。

 

以下のように、映像と本を上手に結びつけて、私は読み聞かせを実践しました。

  1. 映像を見せる
  2. 反応を見る
  3. 本を用意する

原作は、小説のように長い文章の本ばかり。

だから長い文章や分厚い本に慣れるのにうってつけです!

とんびー
とんびー
長女は「ハリー・ポッター」、長男は「ネバーエンディングストーリー」、原作は「はてしない物語」にハマったわ

読み聞かせをやめるタイミングを間違えなかった

先ほどお伝えした「事件」のように、読み聞かせを卒業するタイミングがわかりやすかった私はスパッとやめることができました。

いずれにしても、子どもの様子を見て読み聞かせの卒業を決めたほうがいいと思います。

子どもが自分で本を開いて読む時間があきらかに増えてきたなら、もう一人でも読めるようになった合図。

やめても大丈夫ですよね。

 

私が考える、読み聞かせをやめてはいけないタイミングは次のような時です。

  • 年齢が上がったから(学年の区切りとか)
  • まだ字を読むのに時間がかかる
  • まだ読み聞かせしてほしいと言っている
  • 自分で本を開こうとしない
  • メディアと触れる時間が多い(動画が大好き)
  • お気に入りの本が無さそう

先でも触れたように、私は長男が3年生くらいまで読み聞かせをしていました。

もうこの頃にはバリバリ読書をしていましたが、読んでほしいと言われたときには読んでいましたよ。

子どもが自ら本を手に取る回数が多くなる本棚のつくり方は、以下の記事で解説しています。

【読書好きになる本棚の作り方】読まない子どもが本を手に取る方法

 

本嫌いだった私だからわかる「本を読まない子どもの心の中」はこのように想像できます。

  • 絵本やマンガは好きだけど長い文章は嫌い
  • ひらがなもカタカナも読めるけどメンドクサイ
  • 動画とゲームの方が楽しい

読み聞かせから読書へつなげるには、上記の3つの気持ちをできるだけ取り払うのが大事なのだと思います。

私が読み聞かせをやめた頃は、長男は字がスラスラ読めるようになっていたし、お気に入りの物語が何冊かありました。

自分で読書できる合図が子どもから出るまで読み聞かせを続けることができたのが良かったんだと思います。

とんびー
とんびー
タイミングは大事ね

まとめ|【読み聞かせから読書へ】スムーズに切り替えるために実践した5つのコト

今回は、私が「読み聞かせ」から「読書」の流れで失敗しないように、スムーズに切り替えるために実践した5つのポイントを解説してきました。

私自身が「本嫌い」だったからこそ気がつけたポイントを実践してみました。

  1. 読み聞かせで本の楽しさを伝えた
  2. 文章の長い絵本や分厚い児童文庫も読み聞かせした
  3. スイッチ、ポン!で楽しめる娯楽から距離をおいた
  4. 映像と本を上手に結びつけた
  5. 読み聞かせをやめるタイミングを間違えなかった

今では「真の読書好き」が二人もいて、私も刺激を受けています。

面白かった本の情報を教えてもらえる、何より本の話題で盛り上げれるのは貴重な時間です。

「あんなに読み聞かせしたのになあ~」とならないように、この記事が参考になるとうれしいです。

 

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