- 全国統一小学生テストって中学受験する子ども以外が受ける必要あるの?
- 中学受験しない子どもが受けても点数とれないですよね?
- 全国統一小学生テストを受けたら何かメリットってある?
中学受験をしないのに、中学受験塾の四谷大塚が主催している全国統一小学生テストをわざわざ受ける必要があるのかと、二の足を踏んでしまう気持ちわかります。
こんにちは!とんびーです。
とんびー家長男は中学受験しませんでしたが、小1から小6までに全部で9回の全国統一小学生テストを受験しました。
そして全9回すべてにおいて以下のように、偏差値60以上、全国順位上位10%前後の成績を取ることができました。
とんびー家長男の【全国統一小学生テスト6年間の総合偏差値】 | ||||||
小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | |
6月 | 61.7 | 62.5 | 64.0 | – | – | – |
---|---|---|---|---|---|---|
11月 | 62.4 | 67.1 | 67.8 | 63.4 | 63.2 | 62.2 |
今回は、中学受験しない子どもが全国統一小学生テストを受験して得られる6つのメリットについて解説します。
小学生の間に学校以外で試験を9回受けた経験や子ども自身が満足できるような成績を取れたことはその後の自信につながっています。
この記事を読めば、全国統一小学生テストを上手に利用して子どもの学習に役立てることができます。
おすすめ記事一覧
全国統一小学生テスト関連の記事はこちらです。
【全国統一小学生テスト】小1~小6の6年間の偏差値・順位・点数公開!偏差値60の学力と成績の目安

2022年5月・10月に受験した「全国統一中学生テスト・中1生部門」の成績は、以下の記事でご覧になれます。
【2022年全国統一中学生テスト・中1部門】偏差値・順位・点数|塾なしで偏差値65・70達成!



全国統一小学生テストについてもっと詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
下記の記事では、13年前に始めた先取り学習の内容や現在の子どもたちについてお話しています。
【先取り学習のやり方とQ&A】小学校のテストで100点が取れる幼児・小学生の学び
「問題集を使い倒す」方式で成績を上げるには、以下の記事が参考になります。
【問題集を使い倒す方法】学力アップと節約のために実践した5ステップ
以下の記事では、とんびーおすすめのオンライン学習サービス5社を徹底解説しています。
【小学生・中学生の通信教育・オンライン学習比較】オススメ5社を徹底解説!
中学受験しない子どもが全国統一小学生テスト受けると得られるメリット6選


「全国統一小学生テスト」は中学受験塾四谷大塚が開催している全国規模の無料テストです。
全国統一小学生テストについて一から詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
【全国統一小学生テスト】難易度・勧誘・便利な申し込み【初めての方必見!】
6年間、全9回、全国統一小学生テストを受験したとんびー家で感じた6つのメリットは以下の通りです。
- 家庭学習のモチベーションにしたり学習ペースを保つことに役立つ
- いつもと違う環境でテストを受ける経験ができる
- 小学生のうちから「マークシート形式」のテストに慣れることができる
- 自分の成績を「順位」や「偏差値」という数字ではっきりと確認できる
- 「達成感」や「悔しい気持ち」がその後のモチベーションにつながるかも
- 難しい問題との出会いで中学受験組を意識できる
年2回のテストを目標に、家庭学習のモチベーションや学習ペースを保つことに役立つ
小学生の子どもにとって勉強のモチベーションと学習ペースを保つのは難しいことです。なぜなら目的がないから。
中学受験塾に通っている子どものように毎週・毎月テストを受けるわけではないし、当然「合格」という目標もありません。
そこで役立ててほしいのが毎年6月と11月の年2回ある「全国統一小学生テスト」です。
このテストの点数アップを目標に半年ごとに計画を立てて勉強するのがおすすめです!
6月と11月って学力をアップさせるのにちょうどいい間隔。間隔が短すぎると結果が出しづらいし長すぎるとモチベーションが続きません。
13年前に先取り学習を開始したとんびー家の現在については、以下の記事をご覧ください。
【先取り学習のその後】13年前子どもが先取り学習を始めた家庭の今【考え方と効果と弊害】
いつもと違う環境でテストを受ける経験が得られる
通塾をしていなければ、小学生が学校以外でテストや模擬試験を受ける経験って少ないですよね。
お金を出して英検や漢検のような検定を受けるくらいでしょうか。
だったら、毎年無料で受けられる全国統一小学生テストを利用しない手はないです。
全国統一小学生テストは年長さんから無料でテストを経験できます。
日本全国から受験会場を選ぶことができるので、近所のこじんまりした塾で受けるのもいいし、あえて大きな塾を選択することも可能。
子どもの性格や成長に応じて毎年場所を変えてみるものいいかもしれません。
いつもと違う場所でいつもと違う顔ぶれと一緒にテストを受ける経験って大事です。
学校の外でテストを受ける経験が高校入試までほとんど無かったとしたら、入試当日はとても緊張し、子どもにとって精神的な負担が大きくなりそうです。
小学生のうちから「マークシート形式」のテストに慣れることができる
全国統一小学生テストは小3から解答方法がマークシート形式になります。
まだまだ先のお話ですが、大学受験の共通テストもマークシート形式なので経験しておいて損はないでしょう。
- マークが薄すぎて読み取れなかった
- シャーペンだと塗りつぶしづらかった
- 解答欄をずらしてしまってテストが台無しになった
こんな失敗も小学生のうちに無料のテストで経験できたら、これから先の糧になりますよね。
ちなみに英検もマークシート形式ですが検定試験なので無料ではありません。凡ミスで失敗するともったいない!
タイミングが合うなら全国統一小学生テストでマークシート形式に慣れておくとよいかもしれません。
自分の成績を「順位」や「偏差値」という数字ではっきりと確認できる


テストの成績を「順位」や「偏差値」で確認するのって小学生には新鮮です。
「子どもが小さなうちから順位や偏差値を気にするってどうなの?」という意見もあります。
でもテストを受けた本人がそれをどうとらえるのかが大事じゃないでしょうか?
周りの大人は子どもがやる気になればそれを応援したらいいし、何も感じていないようだったらそのまま見守ればいいだけです。
いずれにしろ中学生になれば数字に左右される時期がやってきます。
成績表を見てひと足早く何かに気づいてくれたら、それが子どものプラスになるかもしれません。
とんびー家長男の全国統一小学生テスト6年間の全成績は、以下の記事からご覧になれます。
【全国統一小学生テスト】小1~小6の6年間の偏差値・順位・点数公開!偏差値60の学力と成績の目安
「達成感」や「悔しい気持ち」がその後のモチベーションにつながるかも
「達成感」や「悔しい気持ち」。自分の成績をしっかり確認できるからこそ感じるものです。
「もう少し勉強すれば点数が上がるかもしれない」
「この点数まで上げるにはどうすればいいんだろう?」
こんな感じで自分ゴトにできるといいですよね。
小学校で受ける簡単なテストだけでは、ここまで考えることは難しいかもしれません。クラスや学年での順位がはっきりとわかるわけではないので。
でも、全国統一小学生テストを受けると「学校外にもライバルがいる」ことが認識できるし、それがモチベーションにつながる可能性もあります。
難しい問題との出会いで中学受験組を意識できる
「こんな難しい問題を中学受験する子たちは解くことができるの?」
小1で初めて受けた全国統一小学生テストの問題を見てとんびー家が感じたことです。中学受験組のレベルを意識させられます。
全国統一小学生テストは平均点が低めになるように作られており、例えば4年生~6年生の平均点は55%になるように出題されます。(全国統一小学生テストHPより)
中学受験組の子どもたちは、そういった難しい問題を小学生の時から普通に解き続け、大学入試に臨みます。
一方、中学受験しない子どもたちは教科書レベルの知識を確認するだけの簡単なテストが標準。
これは公立小・中学校に通っていれば当たり前の事です。
でも、難関大学を受験しようと考えているならば、中学受験組はのちのちライバルに…
それならば小学生のうちから少しずつ教科書レベルを超えた「応用問題」に挑戦して頭を鍛えておきましょう。
以下の記事では、これから初めて全国統一小学生テストを受験するならおすすめの問題集・参考書がわかります。
【全国統一小学生テスト対策問題集】算数|塾なしで偏差値60超!問題集・参考書5選
【全国統一小学生テスト国語対策】おすすめの問題集・参考書5選|塾なしで偏差値60超!
【全国統一小学生テスト理科】対策に使いたい問題集・参考書3選【家庭学習で偏差値60超】
【全国統一小学生テスト】対策に最適な社会の問題集・参考書4選【家庭学習で偏差値60超】
難関大学を目指すなら中学受験組はライバルになることを意識する


難関大学を目指すのであれば中学受験組へ意識を向け、ライバルとなる彼らがどんな勉強をしているのか知っておくことは大事です。
平均給与が400万円台半ばの今の日本で私立中学受験ができる家庭はごくわずかです。中学受験組は全体から見れば少数派。
公立学校に通う多数派が、中学受験組の少数派を意識した勉強法を実践すれば、今いる多数派から頭一つ抜け出すことは可能です。
地方の小学校・中学校で学年トップになることが可能だし、地元のトップ高へ進学することだってできます。
具体的にどんな勉強をしていったらいいのかは、こちらの書籍が参考になります。「中学生の正しい勉強法」です。
著者の和田秀樹さんは関西地方で難関校の灘中出身ですから、私立中高一貫の生徒がどういった勉強をしているのか熟知しています。
この本のおすすめポイントは、
- 「ライバルは私立トップ校」という目標を掲げている
- 公立中学校に通う生徒が対象
- 具体的な参考書名とスケージュールも載っている
本の中で紹介されている参考書は市販されているものなので、実践しやすいと思います。
遅くとも6年生の冬休みまでに読んでおくのがおすすめです。
少数派に近づくには親が関心をもつことが大事
全国統一小学生テストを受けて帰宅した長男に毎回決まってこう質問します。
とんびー一家の住んでいる地域は教育に対する親の関心が低いエリアです。中学受験組も少ないです。
もちろん全国統一小学生テストの利用者も少ないです。
首都圏や中学受験の盛んな一部の地域をのぞけば、このような地域が大半なのではないでしょうか。
だからこそ「そこに抜け出すチャンスがあるかな?」と思います。
「教育に対する関心が低いエリア」で親が関心を高く持つだけで周りより一歩先を歩けます。
まとめ|【全国統一小学生テスト】中学受験しない子どもが受けると得られる6つのメリット【通塾なし・初めての方必見】
以上、中学受験しない子どもが全国統一小学生テストを受けると得られる6つのメリットについて解説してきました。
中学受験組を意識する第一歩として、子どもと進路を考える一つのきっかけとして全国統一小学生テストを受験してみてはいかかでしょうか。
全国統一小学生テストについてもっと詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
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