この記事では、全国統一小学生テスト【社会】の対策にオススメの問題集・参考書をご紹介します。
とんびー家の長男は全国統一小学生テスト小1~小6の全9回の受験において、
総合偏差値60以上、全国順位上位10%前後の成績を取りました。
通塾なしで、問題集・参考書とスタディサプリで日々勉強し、
全県模試において学年10位以内の成績も取りました。
今回ご紹介する問題集や参考書をやって、
全国統一小学生テストだけではなく、総合的な学力をあげられました。
こんにちは!とんびーです。
とんびー家長男は、教科によってバラツキがありますが、おおむね目標を達成し6年間の全国統一小学生テストを終了しました。
今回はとんびー家で使用してきた全国統一小学生テスト【社会】の対策にオススメの問題集・参考書をご紹介します。
この記事は、以下のような方に向けて書きました。
- 次の全国統一小学生テストで点数アップを狙っている
- 塾に通っていないので何を勉強したらいいのかわからない
- 学校の成績も上げたい
- 住んでいる地域のトップ高へ進学したい
難関私立中学のレベルほどはいらないけれど、地元トップ高を狙える成績はほしいと考えている方や、
公立中高一貫校などを受検したいと考えている方にも参考になる内容です。
では参りましょう。
◆◆◆ おすすめ記事一覧 ◆◆◆
先でも触れましたが、全統小の全9回の受験の結果は下記の記事からご覧になれます。
【全国統一小学生テスト】小1~小6の6年間の偏差値・順位・点数公開!偏差値60の学力と成績の目安
2022年5月・10月に受験した「全国統一中学生テスト・中1生部門」の成績は、以下の記事でご覧になれます。
【2022年全国統一中学生テスト・中1部門】偏差値・順位・点数|塾なしで偏差値65・70達成!
【先取り学習のその後】13年前子どもが先取り学習を始めた家庭の今【考え方と効果と弊害】
国語・算数・理科も点数アップしたい方におすすめの参考書・問題集は、以下の記事が参考になります。
【全国統一小学生テスト対策問題集】算数|塾なしで偏差値60超!問題集・参考書5選
【全国統一小学生テスト国語対策】おすすめの問題集・参考書5選|塾なしで偏差値60超!
【全国統一小学生テスト理科】対策に使いたい問題集・参考書3選【家庭学習で偏差値60超】
【全国統一小学生テストの小6理科で96点】取った幼少期からの理科との関わり方と勉強法
全国統一小学生テスト【社会】対策にオススメの参考書・問題集

今回ご紹介する参考書・問題集はこちらです。
- 小学館:きっずジャポニカ・セレクション まるごとガイドブックシリーズ
- 受験研究社:自由自在 社会シリーズ
- くもん:社会にぐーんと強くなる くもんの社会集中学習
- サピックス:社会コアプラス
全国統一小学生テストでは4年生から社会がテスト科目に加わります。
6月の試験では主に3年生で習った範囲から出題されます。
小学校3・4年の社会って、昔のくらしとか、ごみ処理場のこと、消防のことや住んでいる地域の歴史などを勉強します。
地理や歴史と比べて、何を勉強しているのか横で見ていてつかみづらい。
でも、教科書をしっかり読んでいればある程度は取れるんですよね。
だから、教科書の知識確認的なレベルの問題集をやれば大丈夫!
この問題集については問題集4選の中で取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに、全国統一小学生テストは『中学受験塾の四谷大塚』が主催しています。
中学受験塾のテストなので、通塾していない子どもたちには難しいテストです。
全国統一小学生テストの平均点は下記のように設定されていて、教科書レベルの知識だけでは高得点が難しくなっています。
年長生は配点の80%、1年生は配点の70%、2・3年生は60%、4・5・6年生は55%が
平均点となるよう、試験問題を作成しています。引用:四谷大塚 全国統一小学生テストHPより
特に、5・6年生からは地理や歴史に入るので体感として難しさが増すので、
つまり、教科書を超えたレベルの知識があったほうが、全国統一小学生テストで点数アップできます。
で、大事なのが問題集をやる前段階にどれだけ地理や歴史にかかわってきたかです。
特に歴史は教科書で勉強するだけがすべてではありません。
歴史の勉強のしかたについては、以下の記事が参考になります。
【まんが「日本の歴史」で学ぶ歴史の流れ】と歴史の勉強法5選【中学社会で[5]を取り続けたワケ】
まずは、4種類の特徴一覧からどうぞ。
全国統一小学生テスト社会対策におすすめの参考書・問題集4種類の特徴一覧
全国統一小学生テスト社会対策におすすめの問題集4種類の特徴一覧です。
全国統一小学生テスト対策オススメ参考書・問題集の特徴 | |
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まるごと ガイドブック シリーズ |
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受験研究社 自由自在 社会シリーズ |
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社会にぐーんと強くなる くもんの社会集中学習 |
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サピックス 社会コアプラス |
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全統小対策【社会編】問題集・参考書で「できるようになること・メリット・デメリット」

以下では、4種類の問題集と参考書で「できるようになること・メリット・デメリット」を一覧にしました。
ぜひ参考にしてください。
おすすめ問題集・参考書4種類で「できるようになること・メリット・デメリット」
全国統一小学生テスト対策【社会編】問題集・参考書 | ||
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こ れ が で き る ! |
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メ リ ッ ト |
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デ メ リ ッ ト |
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こ れ が で き る ! |
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メ リ ッ ト |
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デ メ リ ッ ト |
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く も ん の 集 中 学 集 |
こ れ が で き る ! |
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メ リ ッ ト |
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デ メ リ ッ ト |
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社 会 コ ア プ ラ ス |
こ れ が で き る ! |
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メ リ ッ ト |
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デ メ リ ッ ト |
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全国統一小学生テスト対策 参考書・問題集【社会編】を徹底解説!
- 小学館:きっずジャポニカ・セレクション まるごとガイドブックシリーズ
- 受験研究社:自由自在 社会シリーズ
- くもん:社会にぐーんと強くなる くもんの社会集中学習
- サピックス:社会コアプラス
小学館 まるごとガイドブックシリーズ
「民主主義とは何なのか」
「神社と寺のちがい」
「公的資金ってなんだ?」
「検察ってどんなところ?」
子どもに聞かれたら答えられますか?
ニュースでよく聞くけど...う~ん、しっかりと説明できるか心配。
そう、こんな時は「まるごとガイドブックシリーズ」が使えます!
ジャーナリストの池上彰さんが監修したこのシリーズ。
大人が読んでも勉強になります。
しかも!世の中の変化に合わせて記述内容をアップデートしたPDFがダウンロードできるんです。
「学校ではここまで教えてくれない」
「家でも親がここまで教えられない」
という題材について、図・表・グラフを使って丁寧に解説されています。
私が思うに、こども新聞を取らなくても、これを読んで知識を入れて、あとは毎日ニュースを見ていれば大丈夫。
まるごとガイドブックシリーズのメリット
まるごとガイドブックシリーズのメリットはこちら。
- 10歳、12歳までに知っておくと、授業にプラスになる
- ニュースがよくわかるようになる
- なかなか勉強できない知識をえる良い機会になる
小3・4年の社会で勉強すること、地理や歴史、公民にも関わる内容です。
また、ニュースに頻繁に出てくる言葉や世界情勢についても触れられています。
基礎的な知識として身につけておくと、この先のニュースの理解度が違うはずです。
ラインナップは以下の通りです。
- 地理・自然・政治・経済・文化・社会・科学・お金・世界のことがわかる
- 世の中に合わせ記述内容を変更、最新データのダウンロードができる
受験研究社 自由自在 社会シリーズ
スマホを手に取って調べることがクセになっていませんか?
以下の記事、全国統一小学生テスト【理科】おすすめ参考書・問題集でもお話しているのですが、
【全国統一小学生テスト理科】対策に使いたい問題集・参考書3選【家庭学習で偏差値60超】
とんびー家では「スマホ」はできるだけ使わずに、「参考書」や「本」で調べています。
満足のいく答えが見つからなければ、最終的にネットも使いますが。
スマホって、ついつい脱線して他のことが気になってしまうものです。
そこで、受験研究社の「自由自在 社会シリーズ」はよく使用しました。
「基礎から難関中学受験」に対応しているので、教科書を超えた内容まで載っています。
後述する中学受験用問題集「社会コアプラス」をやる際にこの参考書が便利。
中学受験用の参考書や問題集に早いうちから取り組んでおけば、全国統一小学生テストの点数をアップする&地元トップ高を狙うことも可能です。
長女も長男も、4年生から使ってきましたよ。
とんびー家で実際にやっていた使い方はこんな感じです。
- 何かを調べた際に、周りの部分も一緒に読んでみる
- 授業で習ったところを読んでみる
- 自主学習としてノートにまとめてみる
- 気になるところを先取りしてみる
わからないことや調べたいことが出てきたら、まずは自由自在を使って調べ、満足のいく答えが見つからなければスマホで調べました。
目的のページが見つかった時には、隣に載っている情報も一緒に確認します。
調べたときのプラスアルファの積み重ねが、いつの間にか知識を増やします。
自由自在 社会シリーズのメリット
自由自在 社会シリーズのメリットは次の通りです。
- 「地理」「歴史」「公民」を1冊でカバー
- 教科書レベルを超えた細かい内容も掲載されている
- 写真やイラストが多用されているのでわかりやすい
- 調べたページで、他の情報も得ることができる
「地理」「歴史」「公民」それぞれで教科書レベルを超えた内容を勉強できます。
後述する「社会コアプラス」の前に自由自在の該当部分を読んでから取り組むといいですよ。
さらに歴史の流れをつかみたいなら「学習まんが 日本の歴史」を先に読んでから歴史部分の勉強をすることをおすすめします。
一問一答や問題集をやる前にできる勉強について、以下の記事で解説しています。
【まんが「日本の歴史」で学ぶ歴史の流れ】と歴史の勉強法5選【中学社会で[5]を取り続けたワケ】
ラインナップは以下の通りです。
- 教科書レベルを超えた細かい知識を得られる
くもん 社会にぐーんと強くなる くもんの社会集中学習
冒頭でお伝えしていた「教科書の知識確認」ができる問題集と言えばコレ、「社会にぐーんと強くなる くもんの社会集中学習」です。
「まずは教科書の知識を定着したい」
「学校のカラーのテストで100点を取りたい!」
という願望をかなえてくれます。
とんびー家では、長女も長男も小3~小6までの全学年をこの問題集で勉強しました。
全国統一小学生テスト対策にもOKです。
全国統一小学生テストで高得点を狙うなら、基本的な問題はどれも確実にとっておかなければなりません。
くもんの社会集中学習は基礎を固めるのに最適です。
社会にぐーんと強くなるくもんの社会集中学習のメリット
社会にぐーんと強くなるくもんの社会集中学習のメリットはこちら。
- 関連するグラフやイラストでさらにわかりやすい
- 重要語句やポイントがわかりやすくまとまっている
各章の基本を押さえるページには、最初に重要事項や関連するグラフ、イラストなどがまとまっています。
このまとめを最初に読んであとはひたすら同じような問題に繰り返し答えていき知識を定着させます。
くもん式の繰り返しメソッドです。
プラス、とんびー家では「1つの問題集をできるだけ使い倒す」という信念のもと、さらに何度も繰り返し解きました。
問題集を使い倒して成績を上げる具体的な方法については、以下の記事をご覧ください。
【問題集を使い倒す方法】学力アップと節約のために実践した5ステップ
- 教科書の基礎知識を確認できる
- 基礎を繰り返し学習し覚えられる
サピックス 社会コアプラス
「中学校での社会の勉強の負担を減らしたい」
「定期テスト前に国語、数学、英語の3教科に時間を割きたい」
そのためにとんびー家で使ったのが「社会コアプラス」です。
とんびー家では、中学校3年間の社会をテスト前のちょっとした確認のみで乗り切ってきました。
現在中学生の長男も国数英に重きを置き、社会と理科は確認程度の勉強法です。
サピックスシリーズの「理科コアプラス」もありますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
【全国統一小学生テスト理科】対策に使いたい問題集・参考書3選【家庭学習で偏差値60超】
教科書・参考書の後や日本の歴史を読んだ後に、ぜひ取り組んでほしい一問一答集です。
インプットししたら必ずアウトプットも!
人間は思い出す過程で復習し、記憶を定着させるからです。
中学受験塾サピックスの問題集はどれも優秀です。
一問一答形式になっていて、1ページのタテ左2/3に問題、1/3が解答。
解答が赤字で書かれているので、赤シートで隠して何度も繰り返し勉強できます。
とんびー家では理科も社会もサピックス「コアプラスシリーズ」に本当によくお世話になっています。
社会コアプラスのメリット
サピックス 社会コアプラスのメリットはこちら。
- 教科書レベルの基礎から中学受験レベルまでを学習できる
- 問題数が多い
先ほども触れましたが、中学校の先取りができるので、中学生になってから勉強がスムーズに進みます。
普段は社会をサラッと勉強して、あまった時間を苦手な教科や重点を置きたい教科に振り分けることが可能。
定期テスト前にしっかり確認すればいいだけです。
「難関私立中学のレベルほどはいらないけれど、地元トップ高を狙える成績はほしい」
なら、戦略的に国数英への時間を作りましょう。
- 教科書レベルの基礎から中学受験レベルまでの幅広い知識が身につく
- 先取り学習することで、主要教科への時間を確保できる
社会こそ、本格的な勉強に入る前が大事!

「歴史を受験科目としてとらえるのではなく楽しいものとして勉強してほしい」
私は、こんな思いを持って子どもたちに「マンガ日本の歴史」を購入しました。
私自身が小学生の時に小学館の日本の歴史の1巻を読み、面白さを知りました。
だから、子どもたちにも迷わず購入しましたね。
さらに、ただ本やマンガから知識を得るだけではなく、歴史上の人物の人柄についても知る機会を増やしました。
私が実践している歴史のいろいろな勉強法については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
【中学社会で[5]を取り続けたワケ】歴史が得意な女の子推薦!最強テキスト「日本の歴史」と勉強法5選
「地理」は歴史以上に「受験科目」になりがちです。
が、グーグルストリートビューで探せば、世界中の地理を確認できます。
47都道府県を旅行しながら勉強できるといいんですが。
もし旅行に行くならその土地について事前に調べてから行くと、ただの旅行ではなく学びを得られます。
毎日のニュースで政治経済に触れていればいろいろな疑問もわいてくるでしょう。
疑問に思ったこと、矛盾しているなと感じたことを調べてみるのも勉強です。
一つのニュースについてYoutubeで調べてみて、様々な人の意見や違った方向からの考え方に触れるのも、自分の考えを確立するのに役立ちます。
また、地図パズルや国旗カルタで社会を学ぶのもあり。
あまりお金のかからない方法で遊びながら知識をつけると楽しいし、長続きします。
まとめ
今回は、全国統一小学生テスト対策に最適な市販の参考書・問題集【社会】編をお送りしました。
- 小学館:きっずジャポニカ・セレクション まるごとガイドブックシリーズ
- 受験研究社:自由自在 社会シリーズ
- くもん:社会にぐーんと強くなる くもんの社会集中学習
- サピックス:社会コアプラス
社会は教科書だけの勉強だと「わからないから、つまらない」ものなってしまいます。
だから勉強にひときわ工夫がいる教科だと思うし、いろいろな工夫ができる教科でもあります。
いろいろな工夫で知識をインプットしておけば、ニュースを見ても本を読んでも「何のことについて言っているのか」がわかるようになります。
そうすれば参考書や問題集もサクサク進むようになります。
今回ご紹介した問題集をやる前に、「日本の歴史」や「まるごとガイドブック」のようなもので楽しく勉強しておくと、
全国統一小学生テストの点数アップにつながります。
参考になると嬉しいです。
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