この記事は「子どもの英語教材・英語学習の選び方」についてのお話です。
とんびー家では、長女が幼稚園、長男が1歳から英語学習を始めました。
長女は高校生で英検2級取得。あらゆるテストにおけるリスニングはほぼ満点。スピーキングに積極的!
長男は中学生で英検2級取得。オンライン英会話は6年目に突入し、毎日ペラペラ楽しく英会話できるレベルに到達しています。
- 両親とも純ジャパニーズ
- 完全自宅学習
- インターナショナルスクール経験無し・留学経験なし
この家庭環境で12年間子どもの英語習得を隣で見てきた私が、子どもの英語教材・英語学習の選び方、始めどきについて解説します。
私とんびー自身も学生時代は英語学習に力を入れていましたので、そういった経験からもお話していきます。
こんにちは、とんびーです!
この記事は以下のような方に参考になる内容です。
- 英語教材・英語学習がたくさんあり過ぎてどれがいいのかわからない
- 子どもに最適な英語教材・英語学習を知りたい
- 子どもに英語学習をさせようかどうか悩んでいる!
- 英語が話せることと受験英語、どっちを優先するべき?
- 家にいながら英語を話せるようになる?
とんびー家では、長女と長男で習得の差はあるものの、二人とも外国人の前でも物怖じすることなく自分なりの英語でペラペラ話をできるまでに成長しました。
12年の経験・自身の経験をもとに子どもの英語学習についてお話していきます。
それでは参りましょう。
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子どもの英語教材・英語学習の最適な選び方!

英語教材も英語学習法も、本当にたくさんの種類があってどれがいいのか迷いますよね。
でも!
英語教材・英語学習は目的によって選ぶと選択肢からしぼりやすくなります!
そこで子どもの英語学習を始めようと思う主な動機を以下の3つに絞り、この目的に合わせた英語教材・英語学習について考えていきます。
- 小さなうちから英語に親しみを持ってほしい
- 学校英語に合わせて学習したい
- とにかく話せるようにしたい
さらに、代表的な6つの子どもの英語教材・英語学習をピックアップし、それぞれの目的に最適なものをご紹介します。
- こどもちゃれんじEnglish
- ポピーKidsEnglish
- 七田式の「7+BILINGUAL」
- くもん式英語
- オンライン英会話「ネイティブキャンプ」
- ディズニーの英語システム
子どものおすすめ英語教材・英語学習の特徴一覧
それぞれの英語教材・英語学習の特徴をわかりやすくまとめました。
また、私が考える「教材継続の難易度」も参考にしてみてください。
教材継続の 難易度 |
対象 年齢 学年 / レベル |
CD | DVD | 書く教材 | 音声ペン | デジタル との連携 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
こども ちゃれんじ English |
1~6歳 /5段階 |
× | 〇 | 〇 | × | 〇 | |
ポピー KidsEnglish |
年中~小3 /3段階 |
〇※1 | × | × | 〇※2 | 〇 | |
七田式の 「7+ BILINGUAL」 |
3~12歳 | 〇 | × | × | 〇 | × | |
くもん式英語 | 0歳~ | × | × | 〇 | 〇※3 | × | |
オンライン 英会話 「ネイティブ キャンプ」 |
2歳~ | × | × | × | × | 〇 | |
ディズニーの 英語システム |
0歳~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※1 4・8・12月号に付属
※2 別途購入の必要アリ
※3 別途購入の必要アリ
英会話教室を選ばなかった理由
ズバリ、子どもの英会話教室は費用が高い割には特に効果が得られにくいと感じるからです。
まずは、理由から。
- 週1回、月4回の会話時間では、話す技術が上達しない
- 子どもの英会話教室の場合、英語を一から学ぶことになるので、会話以外の学習にも時間を取られるため、会話時間がさらに少なくなる
子どもを英会話教室に入れるってことは、ある程度会話ができることを望みますよね。
当然です!「英会話」教室なんですから。
でも、週1回、月4回の会話だけでは、話す時間が少なすぎて上達しません。
さらに、子どもとなると英語を一から学ぶので、アルファベットや単語の練習など、会話以外の学習も加わってきます。
会話以外のことにも時間を取られるので、肝心の会話の時間がさらに少なくなるんです。
だったら、文法などの基礎は別の教材を使用して、英会話上達のために主に会話ができる学習法を取るべきだと思います。
だから王道である「英会話教室」を除きました。
私自身、社会人になってから週1回、月4回の英会話教室に通ったことがありますが、1年後、会話力はほとんど向上していませんでした。
基本的な英文法はわかっていたし、1時間のうち45分~50分は会話のやり取りをしていたはずです。
週1回1時間程度話したところで、会話力はアップしません!
まとめると、以下のようになります。
- 英語に親しみたいというレベルなら、週1回程度の英会話教室は候補になる
- でも英語に親しむ程度なら、英語のCD・DVDや通信教育で十分
- 話せるようにするのが目標なら、毎日英会話教室に通うくらいの頻度が必要
- でも週7日英会話教室に通うのは費用が高くつくのでオンライン英会話で十分
- 文法の勉強はくもんなど別の教材でやったらいい
英語学習は多くの時間を英語に費やさなければ、親しむ程度にしかなりません。
だから最初に目的を決めて、それに合ったレベルの教材を正しく選ぶことが大事!
そうすれば無駄な出費も抑えられて、かけた費用にあった力がつけられると思います。
【おうち英語12年目突入】英語が話せるようになった完全自宅学習法を徹底解説【バイリンガルに近づく】
英語教材・英語学習を3つの目的別に分類!
まずは、6種類の英語教材・英語学習が、3つの目的にどのくらいマッチしているかがわかるように一覧にしました。
また、3つの目的別に「始めどき」も付け加えました。
小さなうちから 英語に親しみを 持ってほしい |
学校英語に 合わせて 学習したい |
とにかく 話せるように したい |
|
---|---|---|---|
始めどき | できるだけ 小さなうちに |
幼稚園ぐらい~ | できるだけ 小さなうちに |
こども ちゃれんじ English |
◎ | 〇 | × |
ポピー KidsEnglish |
◎ | 〇 | × |
七田式の 「7+ BILINGUAL」 |
◎ | 〇 | △ |
くもん式英語 | △ | ◎ | × |
オンライン 英会話 「ネイティブ キャンプ」 |
◎ | 〇 | ◎ |
ディズニーの 英語システム |
◎ | 〇 | ◎ |
小さなうちから「英語に親しみを持ってほしい」「英語を知ってもらいたい」という子どもにおすすめの英語教材・英語学習
- 英語に親しみを持ってほしい
- 『英語というのはこういうものだよ』と知ってもらう程度で良い
- 本格的な学習は本人の意思に任せたい
それなら、音楽や映像に合わせて楽しめるDVDやCD、音声ペンで学べたり、いろいろな教材が選べるオンライン英会話がおすすめです。
既にこどもちゃれんじを使っているのなら、こどもちゃれんじEnglishは会員割引価格で始められるし、今まで通りしまじろうと一緒に学べるのもポイントです。
世界一周旅行のストーリーとともに英語を学ぶ七田式の「7+BILINGUAL」は手軽に英語を学ぶことができます。
主に使用する教材がCDと音声ペンとテキストのみなので、あれこれ手をつける必要がなく子どもにも扱いやすいのが特徴。
ポピーKidsEnglishも同様に音声ペンとテキストを中心に進めていく教材です。
人見知りしない子はオンライン英会話もおすすめ。
- 【映像が好きな子ども】こどもちゃれんじEnglish
- 【割と落ち着いて本などを読むのが好きな子ども】ポピーKidsEnglish、七田式の「7+BILINGUAL」
「英語に親しむ」からもう少し発展させたいと考えるなら上記の教材と並行して、
- 【人見知りしない子】オンライン英会話(週1~週2)
音声ペンやDVDで聞いたフレーズを実際にアウトプットする場を設けられる!
「学校の授業で困らないように」「英語に苦手意識をもってほしくない」という子どもにおすすめの英語教材・英語学習
- 『親しみ』ほどは”ゆるく”はないけど、学校の成績がそこそこ取れていればいいかな
- 英語に苦手意識をもってほしくない
- 学校の授業で困らないように
- 受験英語の対策をしたい
「学校で困らないように」するには単語や文法への対策も加わってきます。
単語や文法を身につけるならくもん式の英語は最適です。
ちなみにこどもちゃれんじEnglishは6歳まで、ポピーKidsEnglishは小3までの教材なので、これらが終わり次第くもん式を始めるのもOK。
受験英語に困ることはありませんでしたが、リスニングとスピーキングは全然できませんでした。
くもんの音声ペンがどこまでリスニングを鍛えられるのかは考えどころ。
4技能すべてをカバーはできませんが、学校で困らないように受験英語の土台をつくるならくもん式の英語はおすすめです。
ただし、それ以上のリスニング力やスピーキング力もほしいのなら、やはりオンライン英会話が一番の候補でしょうか。
- 【幼稚園くらいからスタート】こどもちゃれんじEnglish、ポピーKidsEnglish、七田式の「7+BILINGUAL」
- 【小学生になったら】くもん式英語
小学生からはくもんがおすすめだが、進研ゼミ(Challenge English)や小学ポピーに進むのもアリ。
どちらも小学校の授業に合った教材で、授業をしっかりカバーできます。
- 【受験英語に対応するリスニング力】NHKラジオ、市販の教材など
- 【受験英語を超えたリスニング・スピーキング力】オンライン英会話
小学生・中学生のおすすめ通信教育・オンライン学習については、以下の記事でもお話しています。
こちらでご紹介しているものとちょっと切り口が違います!
【小学生・中学生の通信教育・オンライン学習比較】オススメ5社を徹底解説!
「言語として英語を習得させたい」「とにかく話せるようにしたい」という子どもにおすすめの英語教材・英語学習
- 言語として英語を習得させたい
- スピーキングもリスニングも鍛えたい
- 将来は英語を使う仕事も選択肢として用意してあげたい
それなら、ネイティブが英語を学んできた環境に少しでも近づける、こちらの学習方法や教材がおすすめ。
スピーキングを上達させるには、とにかく会話の時間を多く取る必要があります。
だからといってリアルの英会話教室に毎日通うのは現実的ではないですよね。
そうなるとオンライン英会話は絶対にはずせないんです!
「話せるようになる」ためにはさらに、
常に英語に触れている環境をどれだけ作り出せるか
が結構勝負だったりします。
そこで、リスニング力とスピーキング力がアップする「ディズニーの英語システム」です。
子どもが楽しめる映像が多く英語環境を作るのに最適。
CD・DVD・音声ペン・テキストほか、いろいろな教材がセットになっています。
また、映像を見ながら実際に手や体を動かして日常でよく使うフレーズを学ぶので実践的です。
とんびー家は「とにかく英語を話せるように!」という目的で、12年前からDWEを始め、2016年からはオンライン英会話の「ネイティブキャンプ」も開始しました。
その結果、長女も長男も何の抵抗もなくスピーキングでき、リスニングでも良い結果を残しています。
ネイティブキャンプ歴6年、レッスン2300回超の子どもの英語力については、以下の記事で詳しく解説しています。
ネイティブキャンプ体験談|使用歴6年の子どもの英語力とレッスン2300回超の効果をデータとともに徹底解説!【話せるようになる!】
ただ、ディズニーの英語システムは非常に高額な費用がかかります。
オンライン英会話も回数無制限のところを選ばなければ、毎月それなりに費用がかかります。
誰にでもおすすめできるかというと、そうでもないのが現状です。
とんびー家では普段の学習でできるだけ教育費を節約し、使いたいところに使う方針で勉強しています。
【問題集を使い倒す方法】学力アップと節約のために実践した5ステップ
- 【英語環境を作りたい】ディズニーの英語システム
- 【アウトプットの場を設ける】オンライン英会話
【番外編】もうちょっと気軽に手軽に英語に触れたい!手ごろな教材2選
「毎月毎月とか、そこまでじゃなくっていいんだよねー」
「だからって何もしないのもどうかと思うな」
「なんかもっと手軽な教材ないかな~」
という方もいますよね。
とりあえずお試しするくらいの気持ちで使えて、手軽に英語に触れられるちょうど良い教材!
それがこちらの2つ。
- うっかりペネロペ「English Stories and Lessons」
- Goomies English for Kids
ざっくり説明していきます!
NHK Eテレ うっかりペネロペ「English Stories and Lessons」
- 対象年齢:0歳〜6歳
- 全13話(イギリス・ネイティブ英語音声)
- 収録時間:88分
NHKのEテレで放送されていた「うっかりペネロペ」で英語を学ぶDVD教材です。
音声が鮮明でとても聞きやすいイギリス英語。
アメリカ英語よりなまりがなくキレイで聞きやすいのではないかと思います!
全13話それぞれ、5分間のお話+2分間の英語レッスンの形式。
13話それぞれにテーマがあり、色・数・形などの主要な英単語を学べます。
英語レッスンでは、クイズ形式で質問&答え方を学び、音楽に合わせて英単語を繰り返し発音します。
1回が5分+2分の全7分なので、集中力が持続しているうちにあっという間に学べるんですよね。
- 日本語音声がないので、英語にどっぷりと浸かれる
- アニメーションで、英語を英語として捉えられるようになる
- さまざまなテーマで大事な要素をぎゅっと学べる
- 子どもの集中力が続く短時間なのでしっかり頭に入る
「五感」を使って英語体験! Goomies English for Kids
- 対象年齢:0歳〜6歳
- 30エピソード
- 収録時間:90分
Goomies English for Kidsは「五感」をつかった英語体験ができるDVDです。
英語を学ぶときに「五感」を使うのって実はとっても大事なこと。
私たち大人が中・高と英語を学んだのに身につかなかったのは、圧倒的にこの部分が足りなかったんです。
だって、教科書とノートばかり見て自ら表現することってなかったですよね?
話す・聞く・体を動かして感じる英語体験が必要だったんです。
体を動かしたり歌ったりしながら感覚とともに英語をそのまま自分のものにできるのが「Goomies English for Kids」です。
Goomies English for Kidsは1つのエピソードが3分と短く、短い子どもの集中力でも大丈夫!
ごっこ遊び、おやつ、歯みがきなど内容も身近で、日常生活で使う単語やフレーズが繰り返し学べます。
1つのエピソードで6つの英単語、90分で全30曲の歌と日本語一切なしの映像で英語の音を体験できます。
- 英語学習に大事な「五感」使った学び
- 日本語音声がないので、英語にどっぷりと浸かれる
- アニメーションで、英語を英語として捉えられるようになる
- 6語×30エピソード、全180語の英単語を学べる
- 子どもの集中力が続く短時間なのでしっかり頭に入る
6種類の英語教材・英語学習を徹底解説!
ここからは、6種類の英語教材・英語学習を徹底解説していきます。
こどもちゃれんじEnglish
【こんな目的にピッタリ!】
- 小さなうちから英語に親しみを持ってほしい
- 小学校で英語の授業があるので心配
- 4技能を育てたい
英語に親しめて小学校入学までに楽しく学べる教材と言えば、こどもちゃれんじEnglishです。
こどもちゃれんじEnglishの良いところは、「2か月に1回」というペースで教材が届くところ。
理由は、
- 同じものを何度も繰り返し見る・聞くことでさらに身につく
- 2ヵ月で1つの教材をしっかり使いこなすことが可能
だからです。
って、思いますよね。
こういった教材って毎月新しいものが送られてくるのが普通だし、もちろん子どもによっては物足りない場合もあるかもしれません。
でも、英語って「同じことを何度も繰り返す」のが大事。
「少し物足りない」くらいが飽きずに続けるのにもちょうど良い。
それに、2か月間で1つの教材だからしっかりと使いこなすことができます。
「あまりガツガツやる必要はないけれど、教材を無駄にしない」
というバランスの良い感じで進めていけます。
こどもちゃれんじの会員であれば会員価格で始められるのもポイントです。
こどもちゃれんじEnglishは、1歳~6歳の5年間に対応し、「ぷち」「ぽけっと」「ほっぷ」「すてっぷ」「じゃんぷ」の5段階に分かれています。
聞く、話す、読む、書くの4技能を年齢に合わせて少しずつステップアップできるカリキュラムです。
特に、「すてっぷ」と「ほっぷ」には「My English Pad」という教材が加わって、英語の聞き取りはもちろん、英語クイズやゲームも楽しめます。
専用ペンを使ってタッチする形式で、子ども専用のパッドはモチベーションが上がります。
【メリット】
- 気軽に始められる価格帯
- 年齢に合ったカリキュラムで4技能を育てられる
- 2ヵ月に1回なので、同じものを何度も繰り返し見ることでさらに身につく
- 2ヵ月に1回なので、教材が次々増えて手をつけられなく状態になりづらい
- 「すてっぷ」と「ほっぷ」の子ども専用「My English Pad」はテンションが上がる楽しい教材
【デメリット】
- 対象年齢が6歳までなので、小学生からの教材をあらためて探す必要アリ
ポピーKidsEnglish
【こんな目的にピッタリ!】
- 小さなうちから英語に親しみを持ってほしい
- 小学校で英語の授業があるので心配
- 費用の負担が少ない方が良い
ポピーKidsEnglishも、小さなころから英語に親しむにはちょうど良い価格帯で、さらにコスパの良い教材です。
ポピーの良いところは「よけいな付録がないこと」。
必要最低限の付録しか届かないので、あれこれ目移りせずに学習できます。
さらに毎月払いより1か月分お得な「年間セット」もあります。
もうウン十年も前の事ですが笑、私自身、小学・中学ポピーを5年間使用した経験があります。
当時もほぼほぼ付録がなく、テキストはとっても使い勝手の良い良質な内容でした。
それもそのはず、ポピーを出版している「新学社」は学校教材を作っている会社なんです。
無駄がなく良質な内容であるもっともな理由です。
で、ついでに言っておくと、私はポピーでかなり成績がアップしたのを覚えています。
で、ポピペン専用テキストでは、家庭生活や学校生活を題材にしたストーリーの中で単語や表現を学びます。
ドリルページで、ストーリーページで触れた学びを復習する形式。
毎月届く「おはなしBook」は、英語と日本語でストーリーを楽しめます。
日本語でお話を聞いて内容がわかったら、英語で繰り返し聞いてリスニング力をさらに鍛えられます。
年に数回のCD、ポスターやテーブルゲームなど、遊びながら英語に触れられる教材も必要最低限付いています。
レベルは、以下の3段階。
- レベル①(年中~小1)
- レベル②(年長~小2)
- レベル③(小1~小3)
レベル②は小3、レベル③は小4で習う単語表現を扱っているので、小学校3年生から始まる小学校英語の準備がしっかりできます。
レベル①~③で、小学校で学習する約700の英単語の2倍、約1400語が収録されています。
【メリット】
- 必要最低限の付録なので低価格!
- 「おはなしBook」やポスターなどもありコスパが良い!
- レベル①~③ともすべて同じ価格!
- 年間セットはさらにコスパが良い!
- 小学校で習う2倍の単語を学習できる
【デメリット】
- 専用の音声ペン「ポピペン」を、別途購入する必要アリ
- 対象年齢が小3までなので、その後の教材をあらためて探す必要アリ
七田式の「7+BILINGUAL」
【こんな目的にピッタリ!】
- 小さなうちから英語に親しみを持ってほしい
- 小学校で英語の授業があるので心配
- 使い方が明瞭な方が良い
毎月教材が増えていくのが嫌だったり、1つの教材で効率よく勉強したいなら、七田式の「7+BILINGUAL」があります。
七田式の「7+BILINGUAL」の良いところは「具体的な学習方法が示されている」こと!
七田式メソッドにならって、タッチペン(音声ペン)とテキスト、CDを使います。
教材が手元に届いても効果的な使い方がわからなければ身につかないし、
正しい使い方でなければ身につけるまでに遠回りしてしまいます。
だから、
「具体的な学習方法が示されている=誰でも学習を進めやすい」
というのは大事なポイントです。
七田式の「7+BILINGUAL」のようなシンプルな教材は、
「学習方法が子どもに合わなかった」
「同じ教材を使い続けることに飽きてしまった」
という場合もあります。
だから「一括購入はなかなか踏み切れない...」と思ってしまいます...
が、七田の「7+BILINGUAL」には全額返金保証制度があるんです。
60~90日の間、子どもに合うか合わないかしっかり試せるので、安心して使うことが可能!
合わなければ「返品」&「返金」されます。
さらに申し込みの特典として、Skypeを使ったオンライン英会話レッスン5回分がついてきます。
このお試しオンライン英会話を楽しんでいるようなら、後述するオンライン英会話「ネイティブキャンプ」と七田式の「7+BILINGUAL」の併用もおすすめです。
【メリット】
- 3~12歳まで対応
- 七田式のパターン学習で、覚えた英語を長期記憶につなげる
- 700ものフレーズを記憶できる
- 全額返金保証制度があり、安心して試せる
- 追加料金は一切かからない
- オンライン英会話レッスン5回分がついてくる
【デメリット】
- 同じ教材を使い続けるので、途中で飽きてしまう可能性アリ
- 七田式の学習法の通りにできるよう、親が管理してあげたほうが良い
くもん式英語
【こんな目的にピッタリ!】
- 小学校で英語の授業があるので心配
- 受験英語の対策をしたい
- あまり手をかけられないので自学自習してほしい
この記事で私がくもん式の英語を出したのには理由があります。
先でも話した通り、私自身が小5から中2までくもん式英語にお世話になり、それなりの満足感があるからです。
ただし!これは受験英語、文法の勉強においての話。
世の中的に「4技能」が求められる現在においては、くもん式英語だけでは太刀打ちできないのが事実としてあるでしょう。
くもん式英語の良いところを上げるなら「繰り返し学習によって受験英語が得意になる」こと。
通常はタッチペン(音声ペン)とプリントを使って進めていきます。
レベルごとに試験があって合格するまで同じ範囲のプリントをひたすら繰り返すのがくもんの学習法です。
タッチペンの音声を聞き、単語や文を繰り返し書いて知識をしっかりと定着させます。
教材が進めば長文読解に入っていきます。
ちなみにくもんのプリントの進度はアルファベットで表現されるのですが、T教材までに約10,000語の英単語を学びます。
私はT教材まで進みませんでしたが英単語力は相当ついていたようで、高校1年くらいまでは困ることがなかったです。
くもん式への意見には賛否両論ありますが、経験者の私から言えるのは、
「すべてを100%カバーできる教材はない」
「何が足りないのか自ら探し足りない部分は補えばいい」
ということ。
受験英語以上を求めるのなら、それを別の何かで補えばいいんです。
2021年からは「オンライン&教室学習」という取り組みも始まりました。
Zoomを使った家庭での学習と教室学習の組み合わせで学習できるので、送迎の負担が若干減りますね。
【メリット】
- 繰り返し学習で受験英語に対応できる
- 長く続ければ英単語力がかなりアップする
- 個々のペースで学習を進められる
【デメリット】
- 繰り返し学習なので合う子・合わない子がはっきり分かれる
- 子どもによっては宿題の進み具合に目を通す必要もあったりする
オンライン英会話「ネイティブキャンプ」
【こんな目的にピッタリ!】
- 小さなうちから英語に親しみを持ってほしい
- 小学校で英語の授業があるので心配
- とにかく話せるようにしたい
オンライン英会話は、英語に親しむ程度から本格的に話したい人まで対応できる学習方法です。
ここではとんびー家で使い続けて7年目の「ネイティブキャンプ」について詳しく解説します。
まず最初に、リアルの英会話教室とオンライン英会話「ネイティブキャンプ」を比べてみます。
リアルの 英会話教室 |
オンライン 英会話 「ネイティブ キャンプ」 |
|
---|---|---|
学習内容 | 年齢別、学年別、1年ごとの変更など、 自由な変更はできない |
毎日好きな教材に変更できる |
プライベート レッスン |
高額 | 1対1のプライベートレッスン が基本 |
進むペース | 年間カリキュラムに沿って進む | ペースは自分で決められる |
講師 | 子どものレッスンは日本人講師が多い | 基本外国人講師から学べる |
価格 | 週1、月4回が基本ベースで価格が決まる、 回数が増えるごとに価格も上がる |
定額で24時間受講し放題 |
受講場所 | 教室に限定される | PC、スマホがあれば どこでも自由 |
テキスト | 月謝に含まれる・含まれないは教室による | 基本は無料・学習内容によって 別途購入の必要あり |
ネイティブキャンプの良いところはいろいろあります。
年齢に関係なく様々な教材を選ぶことができ、教科書レベルの英会話から、文法を中心に学習することも可能。
とにかく話せるように特訓するコースもあります。
また、オンライン英会話は基本プライベートレッスンです。
外国人講師のプライベートレッスンは高額になったりもしますが、オンライン英会話では外国人講師が基本です。
慣れないうちはあえて日本人講師を選んだり、子ども対応が得意な講師を選んだり、クマやパンダのアバターとの会話も選択できます。
常に自分が学習したいことが学べて、さらに個別のペースで進められるのがネイティブキャンプの強みです。
子どもの英会話教室って、最初から日本人の講師のところが多いと思います。
が、わざわざお金をかけて日本人講師から習うくらいなら、英語圏の人から、会話の流れ、話すテンポや空気感を感じとれるオンライン英会話がベストです。
慣れないうちは日本人講師で、慣れてきたら外国人講師に変えるのがおすすめ。
ここまでオンライン英会話の良いところを押しまくってきました。
が、会話というのは相手がいるものなので、子どもの性格が非常に重要になってきます。
人見知りがほとんどない子どもなら、できるだけ小さなうちからぜひオンライン英会話を!
人見知りしちゃう子どもには、アバターを使った会話をおすすめします!
大きくなればなるほど、英会話に対するハードルは高くなっていきます。
恥ずかしいっていう気持ちや、ちゃんと話さなきゃっていう気持ちが芽生えてしまう前に英会話を始めることが、英会話上達には大事なポイントだと感じます。
物心ついたときに英会話が当たり前になっていれば、英語を話すことへのハードルはもうありません。
週7日、毎日30分でもいいから続ければ、英語に親しみどころか、ある程度話せるレベルまで到達できるはずです。
週1、週2なら、どのオンライン英会話でもそれほど金額が変わらないかもしれません。
ただし、週7日毎日、費用を気にすることなく会話したいなら、ネイティブキャンプが断然おすすめです。
- 24時間いつでも受講できる
- 1日何回でも受講し放題
- 定額料金
だからです。
1日に何度も受講でき本当にコスパが良いので、これから英会話を始める子どもにおすすめです。
PC、スマホ、タブレットのどれでも受講でき、PCで受講するならカメラとヘッドセットがあるといいですよ。
ネイティブキャンプ歴6年、レッスン2300回超の子どもの英語力については、以下の記事で詳しく解説しています。
ネイティブキャンプ体験談|使用歴6年の子どもの英語力とレッスン2300回超の効果をデータとともに徹底解説!【話せるようになる!】
【メリット】
- リアルの英会話教室よりコスパが良い!
- 親の送り迎えが必要ない
- さまざまな教材から選べ、自分のペースで進められる
- スマホやタブレットでも受講可能
【デメリット】
- 子どもの性格によって合う・合わないが分かれる
- 英語学習の目標によって会社を使い分けないと、月謝が高額になる
- PCで受講の場合、カメラやヘッドセットが必要な場合もある
ディズニーの英語システム(DWE)
【こんな目的にピッタリ!】
- 小さなうちから英語に親しみを持ってほしい
- 小学校で英語の授業があるので心配
- とにかく話せるようにしたい
「子どもには英語を話せるようになってもらいたい」と考えるならDWEです!
DWEの良いところは「使いこなせばこなすほど英語が上達する」ことです。
「0歳から使用できる」というより「0歳から使用したほうが良い」が正しいでしょうか。
要は「早ければ早いほど英語習得にはプラスになる」からなんです。
赤ちゃんのうちから始めると英語の音を母国語のように身につけられると言われています。
英語には臨界期というものがあって、ネイティブ並みの語学力を身につけるためのタイミングみたいなものなんですが、
9歳までという説から12歳、15歳までという説もあり、実ははっきりしていません。
まあ、「ネイティブ並みの語学力が本当に必要」かどうかは各家庭の考えによりますし、
ちなみにとんびー家では、長女が幼稚園、長男が1歳の時に購入し、それぞれ小学生の間に卒業しました。
その後前述した「ネイティブキャンプ」へ移行しました。
とんびー家では、英語学習だけでなく学習全般に力を入れてきました。
13年前から始めた先取り学習について詳しくは、以下の記事が参考になります。
【先取り学習のその後】13年前子どもが先取り学習を始めた家庭の今【考え方と効果と弊害】
現在の長男は、早口&難しい話(単語)でなければ、アニメや映画はほぼ理解できる状態。
英会話では、気候問題、社会問題などのトピックでも会話することができています。
長女はそこまでではありませんが、リスニング・スピーキングとも平均以上の成績を取っています。
長女と長男のこの差は、性格などの違いももちろんありますが、4歳の年齢差にあると考えています。
やはり早めに始めた長男のほうが英語力では上に位置しています。
聞き取れる音の範囲や英語の言い回しなどに、かなりの違いがあるのが事実です。
2016年に卒業したDWEを契約した理由や効果、子どもの英語力については、以下の記事でご覧になれます。
【DWE2016年卒業】英語が話せないを回避!後悔しない購入前のポイントを徹底解説
教材がある程度進むと、ライティングの練習がありますし、リーディングもしなければならない場面があります。
でもライティングの練習は絶対量が足りません。
なので別途市販の教材を購入してスペルの練習しました。
気になるのは文法ですよね。
実は、DWEをやったりオンライン英会話を重ねるなかで、難しい文法以外はほぼ頭に入ってしまいました。
つまり、スペルさえ覚えれば、英作文も書けるしリーディングもできます。
現在長男がやっていることは、ひたすら単語の知識を増やすことと、いろいろな言い回しや熟語を覚えることです。
大量のリスニングによるインプットとアウトプットが、ネイティブが英語を習得するのと同じ過程に近づけてくれます。
先でも触れましたが、日常でよく使うフレーズ、例えばお片づけの時の「片づける」という言葉などは、
実際に片づけている映像とともに音楽で学べるので、毎日おもちゃを片づけながら歌っているうちにしっかり身についてしまいます。
DWEはたくさんのCDとDVD、何冊ものテキストや単語カードなどなど教材が盛りだくさんです。
なので、かなり高額です。
DWEと検索すると、使いこなせなかった人の経験談が出てくるし、メルカリやヤフオクにも大量に出回っていたりします。
とってもハードルが高いイメージですが、とんびー家のように教材を使いこなして、両親が純ジャパでも英語を話せるようになった子どもがいることも事実です。
【メリット】
- 教材をしっかり使いこなせばリスニング力は確実につく
- 教材をしっかり使いこなせばスピーキングの基礎が身につく
- 外国人にも物怖じしなくなる
- 英語に対するハードルがなくなる
【デメリット】
- 高額
- 生まれてからできるだけ早いうちに始めないと効果が薄れる
- 親がしっかり管理して教材を進める必要がある
- リーディング力・ライティング力をつけるには他の教材も必要
まとめ|【目的別】子どもにおすすめの英語教材・英語学習を徹底解説!選び方と始めどき
今回は、子どもにおすすめの英語教材・英語学習の目的別の選び方と始めどきを解説してきました。
目的別のまとめです。
「英語に親しみを持ってほしい」「英語を知ってもらいたい」
「学校の授業で困らないように」「英語に苦手意識をもってほしくない」
「言語として英語を習得させたい」「とにかく話せるようにしたい」
以上、3つの目的別で話を進めてきましたが、この3つ以外の動機で子どもの英語学習を始めようと考えている方も、
一番近いかなという目的を参考に、ぜひ英語学習を始めてみてください。
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