- ディズニー英語システムの卒業生はどんな使い方をしたのかな。
- ディズニー英語システムの効果的な使い方ついて、話せるようになった卒業生からの情報が欲しい!
- DWEを効果的に使うには何に気をつけたらいいんだろう…
ディズニー英語システムを使って英語を話せるようにするには、使い方が非常に重要です。
DWEは高価な教材なので、購入したからには英語力をしっかり身につけて卒業したいと考えます。でも実際のところ、卒業までたどり着くのが難しいと言われている教材の一つです。
この記事では、2人のDWE卒業生を持つ私が、ディズニー英語システムを効果的に使うためのポイントや実践していた効果的な使い方について徹底解説します。
購入してはみたけれど効果を実感できるのか不安な方、使っているうちに行き詰ってしまった方は、この記事が参考になります。
結論、DWEを効果的に使いたければ、使い始める際に以下の3つのポイントをしっかり考えれば大丈夫です。
- 英語学習でどのレベルを目指すのか、目的をはっきりさせる
- 英語学習にどのくらいの時間を使えるのか考える
- 英語学習の環境をつくれるか考える
DWEの効果をどれだけ得られるか、そして英語力の土台を作れるかは、これらのポイント次第です。
この記事の前提として、とんびー家は以下のような環境のもと現在もおうち英語を続け、DWEを卒業しています。
- 帰国子女ではありません。(親も)
- インターナショナルスクールの通学歴はなく(親も)、公立小・中・高のルートで進んでいます。
- 親は普通の公立中・高で英語を学びました。(英検2級、3級は持っています)
- 英語は中学教科書に載っているような文しか話せません。
- 3親等「純ジャパニーズ」です。
【成果を出すために超重要!】ディズニー英語システムで効果的に英語を習得するなら考えるべきポイント
ここでは、DWEで英語を習得するなら考えてほしいポイントを詳しく解説していきます。
- 【どのレベルを目指すのか】英語学習の目的をはっきりさせる
- 【学習時間と英語力は比例する!】英語学習にどのくらいの時間を使えるか考える
- 【環境づくりが結果を左右する!】英語学習に望ましい環境をつくれるか考える
上記の3つはおうち英語を続ける上で大事であり、ディズニー英語システムを使用する上でも必要なポイントです。
【どのレベルを目指すのか】英語学習の目的を考える
DWEは一般的な「英語に慣れ親しむ」教材とは違い「英語の習得」を目的とした教材です。
「話せるようになる」という明確な目的があるなら、DWEは最適です。
【学習時間と英語力は比例する!】英語学習にどのくらいの時間を使えるか考える
英語に触れる時間がそのまま英語力に比例します。話せるようになって卒業したいなら、英語学習に使える時間がどのくらいあるのか考えます。
私は毎日3時間を目標に続けました。DWEアドバイザーさんから「3,000時間を目標に英語に触れてください!」と教えていただいたたので、1年で約1,000時間、3年で3,000時間と考えました。
たくさん時間のある日は多めに触れたりして、結果、DWEの卒業までに5,500時間以上は英語に触れました。
学年があがるにつれて、他にもやらなければならないことや、勉強しなければならないことが増えるので、けっこう時間との闘いな部分があります。
【環境づくりが結果を左右する!】英語学習に望ましい環境をつくれるか考える
英語だけに限らず学習環境は勉強の結果に影響しますが、「話せるようにするため」の英語学習は特に学習環境に左右されます。
上で述べた3,000時間を捻出するには、生活の一部を変えなければなりません。
例えば、こういったことです。
- 今までテレビを見ていた時間を英語のDVDに変える。
- CDのかけ流しを習慣にする。
- 親がDVDやCDの準備を面倒がらずにできる。
- さらに、周りの家族も協力してくれる。
この環境を最低でも数年、場合によってはもっと長いスパンで続ける必要があります。DWEを効果的に使うなら、学習環境への配慮は必要不可欠です。
【DWE卒業生が実践】ディズニー英語システムの効果的な使い方6選
以下に、DWE卒業までの5年間で私が実践した、DWEの効果的な使い方6選です。
- DWEのシステムを理解し、できる範囲で利用する!
- DWEの使い方・進め方のアドバイスに沿って忠実に!
- ワールドファミリーマガジンにあるアドバイスや使用例に目を通し、できることは実践
- いわゆる「内職」にハマらない
- CAPは焦って取る必要なし!とにかくインプットしてリスニング力をつける!
- CAPにトライ!まだ難しければ、いさぎよくインプットに戻る
上記の中でもDWE卒業のために特に大事なポイントを解説します。
DWEのシステムを理解し、できる範囲で利用する!
これ、意外とできていない人が多いのではないかと思います。
大量の教材が届いて圧倒されると思いますが、とりあえずDVDなりCDなりを使用しつつ、徐々に理解していけばいいと思います。
わからないことがあれば、ワールドファミリークラブの「困ったときのホットライン」に連絡したり、イングリッシュ・ラーニング・センターに質問するのもありです。
購入後は「ファースト・ステップ」というプログラムがあり、参加すればそちらでも使い方や進め方を教えてもらえます。私が参加した回には、ベテランの風格ただようスタッフの方がいました。
もう12年経ちますが、英語でゲームや工作をしたりして、ちょっと大きめの子も小さな子も楽しめる内容でした。
私の場合は、2人の子どもが交互にカゼを引いたり、頻繁に具合が悪くなったりしたので、すべての回には参加できませんでしたが…
他にもキャンプやイベントもありますが、とんびー家はイベントは数回しか参加していません。テレフォンイングリッシュは卒業まで毎週利用しました。
いろいろなプログラムがありますが、DWEユーザーが集まり何だか心強い空間で、卒業まで頑張ろうと思った記憶があります。
大事な部分を抑えていれば、効果的に使えるし英語を話す土台を作れます!
DWEの使い方・進め方のアドバイスに沿って忠実に!
システムの理解、ガイドブックの熟読のあとは、DWEのアドバイスに忠実に教材を進めていきます。これが一番の近道だと思います。
教材の上手な進め方についても「困ったときのホットライン」、イングリッシュ・ラーニング・センターに質問をしましょう。
疑問は次々解決していって、毎日コツコツと継続あるのみです。
他のいろいろな教材も気になるとは思いますが、軌道にのるまではDWE優先で進めます。
ワールドファミリーマガジンにあるアドバイスや使用例に目を通し、できることは実践
ワールドファミリークラブに入会すると、ワールドファミリーマガジンが2カ月に1度届きます。
ワールドファミリーマガジンには、教材の使い方のアドバイスや、他のDWE会員の教材使用例などが掲載されています。
私は、アドバイスや使用例をノートにまとめて一元化し、毎週レッスン形式でできるだけ実践しました。
いわゆる「内職」にハマらない
DWEの「内職」とは、DWEにハマった親たちが教材をより使いやすく工夫することです。もちろん私も「内職」をしていた時期がありました。
内職したものを壁に貼っていたところ、教材の追加購入で自宅に訪れたアドバイザーさんから、「ネットにあげてどんどん紹介してください!」なんて言われたこともありました。
でも時間をかけて手をほどこした割には、結局それほど使わなかったものもありました。
内職は本当によく使うものだけに厳選して、作っている時間を子どもとの英語タイムにしたほうが英語力アップになると確信しています。
先ほど上で触れた、情報を一元化したノートは、内職の中でも唯一役に立ちました。
CAPは焦って取る必要なし!とにかくインプットしてリスニング力をつける!
DWEのシステムが理解できたら、最初のCAPまでは毎日ひたすらインプット生活をしました。
朝起きたらCD、ご飯を食べたらDVD、おもちゃで遊び始めたらCD、車に乗った時は必ずCD…という感じで、できるだけDWEと触れました。
でも、それでいいんです!それだけ子どもたちのなかに英語がインプットされていたし、実際、中高生になった現在でも歌を歌えるし卒業課題のストーリーを暗唱できたりします。
CAP取得の年齢が目安としてありますが、焦ってその通りにする必要はないです。始めた時期でも変わりますし。十分にインプットできるまで最初のCAPを楽しみに待ちましょう!
CAPにトライ!まだ難しければ、いさぎよくインプットに戻る
CAPはグリーンくらいになると少し難しくなってきます。焦ってなんとかしようとしてもインプットが不十分だと思ったような結果になりません。
私はインプットをかなり多めに取ったので、子どもたちは2人ともすべてのCAPを一発で合格しました。
ワールドファミリーマガジンを見ると、2~3年で卒業しているキッズがいたりしますが、焦ってはいけません。
5つのCAPと卒業課題のクリアを考えれば、0からインプットをスタートした子どもがこの期間で卒業するのは、私は無理なのではないかと考えます。
課題をやってみて難しければ、何事もなかったかのようにインプット生活に戻りましょう。マイペースが大事です。
DWEを使ったおうち英語の進め方とCEFR B1までの上達の過程
【DWE卒業生が解説】DWEの監修者が語る「ディズニー英語システムが効果的な教材である主な理由」
ここでは、DWEのプログラム開発に参加した監修者が語る「ディズニー英語システムが効果的な教材である主な理由」を見ていきます。
DWEを作った人のお話を素直に聞いて、ディズニー英語システムを効果的に使えば子どもの英語習得で成果が出る可能性が高まります。
- 母親の重要性
- 学習を促進する環境
- ポジティブな学習環境
- 子供の自然なペース
- 注意持続時間と集中力が伸びる
- 記憶力の訓練
- 目を閉じて学ぶ
- 毎日の進歩を通じての着実な進歩
- 日常生活での英語
- 母と子の相互尊重
5年間使用した経験から、DWEで英語を話せるようになるために、この中でも特に大事な効果を解説します!
すべての効果が気になる方は、上記のリンクをご覧ください。
「親」が積極的にかかわり子どもの英語学習を助ける教材
母親の重要性
母親は生まれつきの教師で、ディズニー英語システムは、子供の英語学習を助ける上で、母親と子供のユニークな関係を利用しています。母親は、プログラムのすべての段階で子供を励まし、子供がプログラムを進める上で重要な役割を果たします。
DWEは「親が説明したり、教えたりする必要はありません」と明言しています。
ただし、プログラムを進めるうえでは、親が子どもの英語学習を助ける重要な役割を果たすことが前提の教材です。
「母親」が全面的に出ているのが前時代的ですが、ここ最近の流れで言えば「親」が積極的に関わって進めることで、英語を話す土台をつくれます。
DWEは子どもだけで進めていくのが難しい教材ですが、英語を通して子どもと一緒に楽しい時間を過ごせる、ディズニーのキャラクターとともに親も英語を学ぶ良い機会になりました。
学びを促進する環境で英語学習を最大限楽しめる
学習を促進する環境
ディズニー英語システムは、ミッキーマウスと仲間たちの楽しいストーリー、子供が簡単に覚えられる歌、世界中の子供が楽しんでいるようなたくさんのエキササイズ(ゲーム、色塗り、紙の工作など)を通じて、子供が最大限楽しめるように作られています。プログラムが楽しいことは、子供の動機づけに大いに寄与していますが、それよりさらに大きい動機になるのは、学ぶ喜びです。
DWEの教材は品質が良いので、子どもが学ぶのに最適な英語学習環境がつくれます。
平成32年から施行されている学習指導要領では、小3~中3までの義務教育で英語を学ぶ時間は約500時間。
500時間を引いた残りの1,700時間を高校、大学、またはDWEのような教材などで学習すればOK。
1,700時間の英語学習と聞くと大変そうですが、DWEの教材は種類が豊富なので毎日の生活の中で環境が実現できます。
教材間が連動しており、映像・CDなどあらゆる方法で学べるし、登場するディズニーキャラクターの楽しくやさしい映像は、安心して子どもに見せられました。
私はDWEアドバイザーさんの勧めで3,000時間を目標にしましたが、このような長時間の学習では子どもは楽しく、親が安心して見せられることは必須の条件です。
また、2,200時間の根拠については、FSI(The Foreign Service Institute)というアメリカの米国国務省の付属機関の調査にあります。英語が第一言語の人にとって日本語は最も難易度の高い言語に分類されていて、日本語を習得するのに最低でも2,200時間必要なのだそう。
これをもとにすると、単純に日本人が英語を習得するにも2,200時間の学習が必要ということになります。(これをそのまま日本人に当てはめてよいのかという議論また別の機会に)
長く続けられる教材だから進歩を感じ成果が出る
毎日の進歩を通じての着実な進歩
英語を日常生活の一部にすることで、子供は、自然で楽しい方法で、ゆっくりでも着実に学んでゆきます。新しいスキルを絶えず使い、練習することが、上手になり、自分のものにする唯一の方法です。
DWEは着実な進歩を得られるように、何年にもわたって学習する前提で作られています。
DWEの130曲をあっという間に覚えて1日中エンドレスで歌っていたり、外出先で突然英語を発したりと、小さなころは特にその進歩が速く感じられました。
DWE卒業後に始めたオンライン英会話の初回レッスンでは、自分自身の趣味について英語で話すことができました。これは紛れもなくDWEで着実に積み重ねていった結果です。
また、5段階のCAP制度は、合格するとCAPごとにカラーの帽子がもらえます。子どもでも達成できたことがわかりやすい仕組みになっています。
教材の内容が楽しい!面白い!ので集中力が伸びる
注意持続時間と集中力が伸びる
どのような子供もこの重要な2機能を伸ばすことができると信じ、ディズニー英語システムは、子供が積極的なプログラムに参加することにより、また興味深く、刺激的な教材を提供することで、その発達を目指します。
DWEは、1つ1つの映像が子どもの集中力に配慮されています。
まず第一に、ディズニーキャラクターが魅力的なこと。さらに1つのストーリーが始まると途中で歌が流れ、またストーリーに戻り、間にちょっとした小話があり、またメインのストーリーに戻るという構成になっていて子どもが飽きない工夫が感じられます。
子どもが集中できるように短く分けられた構成で、楽しい映像やキャラクターが巻き起こすワクワクが映像にちりばめられているので飽きずに見られました。
また、DWEは映像のなかで子どもたちに質問をなげかけてくれます。子どもたちは質問に答えようと注意深くなるし、聞き耳をたてるので集中力がさらに増します。
そのうちにフレーズを覚え、歌を覚え、歌を聴いていると映像が頭の中に浮かぶようになります。その相乗効果で英語力が積みあがっていきます。
ただ見ているだけの受動的な教材ではなく、インプットしながらアウトプットする機会も与えられます。
まとめ|【DWEの効果的な使い方6選】卒業生が解説!ディズニー英語システムで成果を出すポイント
ディズニー英語システムは「英語の習得」を目的としてつくられた効果的な英語学習教材です。この記事ではディズニー英語システムを使うためのポイントや実践していた効果的な使い方についてお伝えしました。
- DWEのシステムを理解し、できる範囲で利用する!
- DWEの使い方・進め方のアドバイスに沿って忠実に!
- ワールドファミリーマガジンにあるアドバイスや使用例に目を通し、できることは実践
- いわゆる「内職」にハマらない
- CAPは焦って取る必要なし!とにかくインプットしてリスニング力をつける!
- CAPにトライ!まだ難しければ、いさぎよくインプットに戻る
とりあえずかけ流しをスタートしたら、まずは目標と目的を考えてみましょう。
DWEのシステムの中から、できることをできる範囲で続けているうちに少しずつ全体像が見えてくるので、そこから使いこなす道を探ります。
ディズニ―英語システムは高額ですが、忠実に使うことで効果を期待できる英語教材です。もちろん効果につながるメリットや、デメリットももちろんあります。
とんびー家のような親が英語を話せない家庭でもDWEで英語を話せるようになります。
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