この記事では、幼児教室に2年間通ってわかった小学校入学前にすべきことと、私が幼児教室を退会した理由を、教室の体験談とともにお話していきます。
この記事を読めば、幼児教室の流れ、幼児教室で行われていたことがわかります。
また、「幼児教室は無駄なのか」という問いに対しても、2年間の体験から私なりの考えをお伝えしていきます。
こんにちは!とんびーです。
この記事は以下のように考えている方へ向けて書いています。
- 幼児教室に入るかどうか迷っている
- 幼児教室でどんなことをしているのか気になる
- 小学校入学前に何をしたらいいのかわからない
- 小学校受験はしないが幼児教室が気になっている
小学校受験を考えているなら幼児教室は必須でしょうから、この記事はあまり参考になりません。
幼児教室への考え方は私の完全な独断と偏見です!
参考程度にサラーっと読んでみてください。
また、幼児教室の具体的な教室名はあげませんのでご了承ください。
それでは参りましょう。
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幼児教室が無駄になるかどうかは...
先に結論から言うと、幼児教室が無駄になるかどうかは「人による」...です。
得てして幼児教育というのは、「意味がない」とか「ムダ」だとか言われがちです。
どうしてムダだと感じる人が多いのか。
それは、お金をかけただけの効果を期待できなかったと感じた人が多いからではないでしょうか。
幼児教室も含め「幼児教育」自体が無駄なのではなくて、「無駄にしてしまった」側面が強いのではないかと私は考えています。
中には「これ効果ある?」っていう眉唾ものの取り組みもありますが...
無駄にしないように、幼児教室に通う目的を明確にする
私もそうですが、幼児教室に通うということは何か目的があるわけで、親が子どもに対して何らかの変化や効果を求めているからです。
でも、よ~く考えてみると...週1回程度教室に通ったからといって子どもに大きな変化は現れませんよね。
英会話だって週1回教室に通うだけでは話せるようにはならないと言われています。
オンライン英会話で毎日話した方が上達するんです。
それと同じで、教室に行かない残りの6日間をどう過ごすのかが大事なのではないかと。
幼児教室で習ったことやそのほかの取り組みを家庭でもするから、子どもに変化が表れると思っています。
小学校受験をする子どもだって幼児教室以外の日にも家庭学習をしているから、受験に合格します。
だから大きな変化や成果を求めるのなら週1回では足りなくて、家庭においても目的を達成するために取り組みをしたほうがいいはずです。
これから先、子どもが通塾を始めた場合も同じです。
「塾に行っていれば成績が上がるだろう」というのは間違いで、家庭でも勉強しなければ成績はあがりませんよね。
私は教室に入会する前に「教室に何を求めるのか」をよく考えて、目的を明確にしてから入会しました。
そこをしっかり考えずに漠然と通うから、1年後に、
「何のために通っていたんだ?何ができるようになったの?...無駄だったかな?」
と感じてしまうんだと思います。
私には収穫、長男には一長一短...でも、無駄ではなかった
私が幼児教室に入ることに決めたのは、
「幼児教室ってどんなことをやっているのか気になるな~」
という動機からでした。
私の場合は目的がちょっと変わっていて、私自身が幼児教室の中身について知りたかったこと、わかったことをその先の家庭での学びに活かそうというものでした。
長男自身は学ぶことが大好きな様子だったし、幼児教室に入っても楽しく学べるだろうとわかっていました。
なので「私の好奇心を満たすこと」と「長男が週1回楽しい時間を過ごし、プラスアルファ何か学習効果があれば」という目的でした。
入会後は、以下のことを頭に入れつつ毎週通いました。
- 1年 or 2年の期限付き
- どんなことをしているか探る
- お金をかけた分、それを活かした成果を出す(と自分に課す)
- 長男がやめたいと言ったら即やめる
私は2年間長男の様子や教室の取り組みを見て、長男にとって必要なこと・必要じゃないことがわかりました。
幼児教室を退会した後に何をすべきかという方向性も得ることができたので、それを家庭学習に活かすことができています。
長男自身は、毎週楽しみにしていたし楽しい時間を過ごしていたことを考えると、半分目的は達成されました。
でも、学習効果だけを考えるなら特には必要なかったかもしれません。
長男にとっては一長一短が適切な言葉です。
結局、年中さんになる前に退会しましたが、この2年間が無駄だとは思っていません。
幼児教室の2年間の体験談とわかったことをザックリ説明
小学校受験を全く考えていない長男が幼児教室に通ったのは、3歳(幼稚園入学前)と4歳(年少)の時。
別々の幼児教室に1年ずつ通いました。
1つ目は「お友達と楽しく過ごす系」のわりとなごやか~な感じの教室。
普通の幼稚園に近い感じです。
2つ目は「ちゃんと座ってお勉強!」系で、小学校受験のコースも設けている教室です。
一般コースではありましたが、「ザ・お勉強」の空気漂うお教室です。
1つ目の教室に1年間通い、その後別の教室に変えました。
理由は「受験も視野に入れている教室が何をしているのか」を知りたかったからです。
完全に私の好奇心です笑
幸いなことに長男はどこに行っても楽しめる性格だったので、新しい教室に変えることに問題が無かったんです。
ここからは、実際に幼児教室に通った2年間についてザックリ説明します。
幼児教室の基本をザックリ説明
- 年齢によるが「母子分離」が基本
- 年1~2回の参観日・発表会があり、教室によっては面談があった
- 幼稚園・小学校に進んでも困らないように対策してくれた
- 幼稚園・小学校受験に対応している教室もあった
年齢によるが「母子分離」が基本
年齢によりますが、参観日以外は基本母子分離でした。
お母さんとなかなか離れられずに参加できない子どももいて、本当に最終週まで泣きながら教室に入っていく子どももいましたね。
小学校受験など何か目的があるのならいいのですが、特に差し迫った目的がないのなら、
無理して幼児教室に通う必要があるかどうかは考えるべきだなと思いました。
お母さんの大変さが伝わってきましたね。
とんびー家の子どもたちは2人とも親そっちのけでその場を楽しめる性格だったので、そういった意味では、本当に恵まれていました。
教室にいる子どもたちの集中力を削がないように、教室の窓が「マジックミラー」になっていたりします。
中の様子をうかがうことができて安心です。
年1~2回の参観日・発表会があり、教室によっては面談があった
長男が通った教室は2か所とも参観日がありました。
よその教室はわかりませんが、たぶんあるのではないかと思います。
1つ目の教室では「大きなかぶ」の発表会もありました。
面談では家での普段の様子を聞かれたり、教室での様子、子どもの良いところ、今後の課題を先生より教えていただきました。
長男はどんどん発表したいタイプだったので、次項の「お話の聞き方」については、どちらの幼児教室でもやんわりと注意を受けました。
幼稚園・小学校に進んでも困らないように対策してくれた
- 先生やお友達への挨拶のしかた
- お話の聞き方
- 自分の持ち物の扱い方
- 出席を取る
- 連絡帳や宿題の提出
- 机を並べて授業
- 文字の読み書き
上記のように、集団生活で必要になること、小学校の先取りとして「文字の読み書き」などが身につきます。
「文字の読み書き」以外は家庭でカバーできることではないので、集団生活に慣れるうえで大事な事だと思いました。
幼稚園・小学校受験に対応している教室もある
長男は一般コースに通っていたので受験コースのことは詳しくわかりません。
当然ですが、勉強色が強ければ強い教室ほど読み書きに力を入れていると思います。
なので、そういった教室に年少から年長まで3年間通ったとしたら、かなり先取した状態で小学校の入学を迎えられると思います。
幼児教室の流れ【教室に着いてから帰るまで】
主に、以下のような流れで進みます。
- 先生が入口でお出迎え
- あいさつ
- 中に入ったら自分で靴箱にくつを入れ、カバンや上着をかける
- 席に着いたら出席を取り、連絡帳や宿題などを渡す
- 授業開始(時間が余ったら自由遊び、おままごとなど)
- お迎え
- 先生から全体への報告
- 先生から個別に報告
- 持ち物を準備
- あいさつ
教室に着いてから帰るまでの流れはどちらの教室も同様でした。
あいさつ、自分の持ち物の扱い、出席を取るのは、集団生活への第一歩だし、
宿題を出す、机を並べて授業を受けるのは小学校にもつながる経験なので、
もし保育園や幼稚園に通っていないのなら、集団生活の経験として幼児教室入るのもありです。
授業でやった取り組み
持ち帰ってきた教材、長男から聞いたこと、参観や面談で見聞きしたことを元にまとめました。
3歳(幼稚園前)と4歳(年少さん)でやった取り組みは以下の通りです。
- 紙の教材(迷路、点結び、間違い探し、言葉、ひらがな、数字、形、数のカード、色、生活にかかわる常識)
- 円、三角、四角などの形の板を使って形作り
- お絵描き、工作、シール貼り、おりがみ
- 英語のDVDを見る・CDを聴く・歌う
- お遊戯、発表会(大きなかぶ)
取り組んだ教材は毎回持ち帰るわけではなく、回収される場合もありました。
集中力がなくなってきた時には、マット運動とかケンケンパとか簡単な運動をして体を動かしていました。
私が幼児教室の退会を決めた理由
私が幼児教室の退会を決めた理由は以下の通りです。
- 家で学んでいたことと大差なかった
- 学びの向上が目的なら家庭学習で十分だと思った
- 「日本の教育の型」にハマっている気がした
私の好奇心が満たされたこと、長男にとってこれ以上学びがないこと、「日本の教育の型」にハマる時間はできるだけ少なくしたかったことが主な理由です。
家で学んでいたことと大差なかった
と感じました。
お友達と会うことは楽しくても、彼にとっての新しい学びはないだろうなと判断しました。
そして私自身は、先生との面談で長男が客観的にどうみられているのかということと、
「今まで家庭でやってきたことが間違いではなかった」という方向性を与えてもらいました。
学びの向上が目的なら家庭学習で十分だと思った
しつけ、小学校受験など、目的が明確ならムダにはならないはずです。
でも、長男にとっては学びだけに着目するならば家庭学習で十分かなと判断しました。
同年代の子どもとの関わりが必要なら別の場所で作れますしね。
とんびー家では幼児教室に入会する以前から、市販教材やおもちゃ、動画を使って座学以外の学びを中心に家庭学習していました。
2つ目の幼児教室には家庭学習以上の学びを期待していましたが、文字の読み書き以外では新しく学ぶことがありませんでした。
それで、いままで同様に家庭学習を続ければいいと判断し退会しました。
一緒に過ごす日々の中に学びをたくさん作れば、週に1回幼児教室に通うより多くの学びを得られます。
保護者面談では、「多くの知識があり、それを上手にアウトプットする力がある」と言われ、
家庭でどのような取り組みをしているのか聞かれました。
実際、家庭学習では座学以外にいろいろな取り組みをしていたので、その成果が少しずつ表れていたのだと思います。
とんびー家で13年前から始めた先取り学習については、以下の2つの記事で詳しくお伝えしています。
【先取り学習のやり方とQ&A】小学校のテストで100点が取れる幼児・小学生の学び
【先取り学習のその後】13年前子どもが先取り学習を始めた家庭の今【考え方と効果と弊害】
絵本の試し読みができる絵本ナビは、絵本を購入する際におすすめのサイトです。
「日本の教育の型」にハマっている気がした
実は、この部分が一番ひっかかっていました。
「どんどん自分の意見を言って、自分を出すこと、表現すること」を良しとしない日本の教育の型が幼児教室にもあって、
こんなに小さな時からあえてそれに触れさせるのはどうかと思ったんです。
子どもの意欲をわざわざ削ぎに行っても良いことはないなと。
年に1~2回ほどの参観日と保護者面談を通していろいろと思うところがありました。
特に2つ目の教室の面談で指摘されたこと、それは、
「自分の意見をどんどん言うこと」
「自分の番じゃないのに答えてしまうこと」
でした。
「そりゃそうだ」「当然だわ」と思われてしまっても仕方がないのかもしれません。
教室の中ではそれはダメだと教えられてきた人が多数ですから。
でもね、これって今の日本の子どもたちに一番足りないことだと言われているんです。
「どんどん自分の意見を言って、自分を出すこと、表現すること」を大事にしたい
「どんどん自分の意見を言って、自分を出すこと、表現すること」が日本の子どもたちには圧倒的に足りない。
日本人が留学すると「授業中にほとんど意見を言わないから注意される」というのをよく聞きます。
海外では授業中に一言も発さなかったら「いないもの」として扱われるからです。
海外の企業が新しいアイディアをどんどん生み出して台頭してきたのは、子どもの頃からの教育環境の土壌があるからでしょう。
逆に日本では意見を言う機会さえもない、発言をすれば「静かにしないさい」と注意される始末。
社会人になって「自分のアイディアや意見を出せ」と言われても、今まで発言してこなかったのに急にできるわけがないんです。
最近はグループで話し合うディスカッションや、意見をまとめて発表するプレゼンテーションの授業があり、長男でこそ年に何度か経験したようですが...
学校にPCやタブレットが導入されるようになったここ数年の話なんですよね。
それまでの子どもたちってそんな教育をほとんど受けていません。
意見を言うには、その前にしっかり考えて、その考えをまとめる作業が必要。
さらに、意見を言う「度胸」が必要。
「考えて、まとめて、発表する」
「発言したこと自体が評価される」
この経験が圧倒的に足りないんですよね。
「何か言うと怒られる」「自分の意見を言うのはいけないことなんだ」と認識し、幼・小・中・高・大とそれが長年つづくうちに、
「言われたことしかできない」「聞かれたことしか答えられない」、今社会で問題になっている人間を作り出しています。
幼・小・中・高・大と日本の一律教育を受けてきた弊害、「日本の教育の型」の弊害だと、最近は認識され始めてきました。
この教育を受け続けて困るのって結局は子どもたちなんですよね。
だから少しでもそういった一律の教育から離れる。
自由に考えて発言できる場所を、親の私や子どもたち自身が探していくしかないと改めて思いました。
子どもの頃はどんどん発言していたとしても、大人になれば場をわきまえて話ができるようになるんだから、子どものうちからそんなことは気にしない!
他にも「先生の話を聞くときはお膝の上に手をおく」と言われていたそうです。
実に日本らしい教育w
この年齢なのだから「お膝に手」を置かなくても、イスに座っていられればOKかなと思いました。
この辺の考え方はそれぞれの家庭の方針によるのでしょうが。
私のモットーは「みんなと同じを封印した子育てをする」です。
「先生の話をしっかり聞く良い子」
より、
「先生の話も聞くけど、ツッコミも入れられるくらいの個性的な子」
になってもらいたいと改めて思いました。
お友達と離れたくないしとても楽しく通っていので、長男の気持ちを尊重し期間終了までは通うことにしました。
ただし、「お友達の順番の時にはお話しない」ことを固く約束。
幼児教室に通って気づかされたことがいくつもあったので、やはりこの2年間が無駄だったのかというと、私と長男にとってはそうではありませんでした。
小学校入学前にすべきこと・家庭学習を続けた結果どうなったか
2年間幼児教室に通い、小学校入学前にどんなことをしておいたら良いのか方向性がわかりました。
家と学校のギャップを埋める「座って集中できる時間」をつくる
退会後は、今まで同様に家庭学習を続けていくことに。
幼稚園に通っていたので、集団生活への備えはクリアしていました。
改めて、幼児教室でわかったことも参考にしながら、家庭学習について考え直しました。
私は小学校に入った時に「勉強が得意!」という感覚を持たせてあげることを目標に、幼児教室入会前から家庭学習をしていました。
これを家庭学習と言ってい良いのかわかりませんが、幼児教室に入るもっと前、おままごと遊びの段階からいろいろな工夫もしていました。
「社会性・注意力・算数力」をアップするおままごとの遊び方については、以下の記事が参考になります。
【ままごとで知育】「社会性・注意力・算数力」をアップするおままごとの遊び方
一番問題になるのが長時間イスに座っていられるか問題。
4月になると途中休憩があるとはいえ、毎日3時間も4時間も座って先生の話を聞く生活が始まります。
そこでまずは、本の読み聞かせや子どもが興味のある動画など、何か座って集中できる時間を増やしていくことに注力しました。
ただ勉強するだけでなく、本、テレビ、Youtubeなどいろいろなものを駆使して集中力を養っていきました。
また、早く自分ひとりで読書がしてほしかったので、文字の読みができるようにしました。
少しでも早く読めるようにすれば、読書で集中力を養えますよね。
で、子どもたちには音読プリントを使って毎日音読をしてもらいました。
長男はもう8年継続しています。
音読を上手にスタートする方法については、以下の記事が参考になります。
【子どもが音読を8年継続中!】始め方・続け方6つの極意で音読の効果を享受する
陰山英男先生の音読プリントを使って得られたメリットについては、以下の記事でご覧になれます。
【徹底反復音読プリント】音読の効果と8年続けて得られた7つのメリット
読み聞かせと音読を続けていたら、長男は小1で江戸川乱歩を読み始めました。
集中力を育てるには読書は最適なので、読み聞かせから読書へ上手に移行するための工夫もしました。
子どもがついつい本を手に取ってしまう本棚の作り方は、下記の記事で解説しています。
【読書好きになる本棚の作り方】読まない子どもが本を手に取る方法
「子どもの学びになるか」という視点で日々の生活を考え、文化資本を高める方法については、以下の記事で解説しています。
【教育格差と文化資本格差の関係】家庭でできる!学力アップのための文化資本の高め方
小学校入学までの6年間に学習環境を整え、学習習慣を身につけたので、とんびー家の子どもたちは「学校の勉強が得意」という気持ちで小学校6年間を過ごすことができました。
毎月1,300円で世界の絵本が届くワールドライブラリーパーソナルで、読み聞かせはいかがですか?
13年前、先取り学習を開始し家庭学習を続けた結果
そして長女も長男も小学校に入ると個性を発揮し、個人懇談では先生にチクチク言われます。
でも、指摘される内容のほとんどが「子どもの個性をつぶす」「子どもの意欲を削ぐ」ようなことばかり。
「作文の中にまだ習っていない漢字を使う」
「作文の内容が小学生にそぐわない、夢がない」などなど...
「型」にはめる教育の中で子どもたちそれぞれが自分の個性を失わずに育てていくのは、日本では本当に大変だなと感じます。
そうはいっても、隣で信じて見ていれば子どもはどんどん成長してくれることもわかっています。
個性を尊重してくれる先生に出会えたこともありましたし。
幼児教室退会後、それまで通りの家庭学習を続けた結果、全県模試10位以内、全国統一小学生テストでも小1~小6まで偏差値60以上をキープできました。
幼児教室を退会後は通塾せず家庭学習を続けています。
長男の全国統一小学生テスト6年間全9回の成績は、以下の記事でご覧になれます。
【全国統一小学生テスト】小1~小6の偏差値・順位・点数|塾なしで偏差値60が取り組んだ事
私が13年前に開始した先取り学習の詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。
【先取り学習のやり方とQ&A】小学校のテストで100点が取れる幼児・小学生の学び
【先取り学習のその後】13年前子どもが先取り学習を始めた家庭の今【考え方と効果と弊害】
13年間の先取り学習中にとんびー家で実践してきた勉強法は、こちらの記事にて詳しく解説しています。
【子どもが勉強するようになる】システムの作り方!ご褒美制度と学習環境を整える
【東大生の親に学ぶ】親の〇〇〇と子どもへの声かけで学習環境も子どもも変わる!
まとめ
今回は、2種類の幼児教室に通った2年間を振り返り下記のことをお話しました。
- 幼児教室は無駄なのか?
- 幼児教室の2年間の体験談とわかったことをザックリ説明
- 私が幼児教室の退会を決めた理由
- 小学校入学前にすべきこと・家庭学習を続けた結果どうなったか
小学校受験をしないのなら「学びの面」だけで考えた場合には家庭学習だけで十分かもしれません。
集団生活を経験するにはおすすめです。
幼児教室のカラーによっては、本来なら伸ばせるかもしれない子どもの個性をつぶしてしまう可能性があるかもしれません。
完全に独断と偏見でお伝えしてきましたが、参考になるところがあると嬉しいです。