この記事では、とんびー家でやっているテスト直前・当日にやっている脳を活性化して効率をアップする行動をお伝えします。
普段の勉強においても脳の血流を増やして脳を活性化することが可能です。
毎回のテスト、毎日の勉強でちょっとした工夫をすれば、勉強の効率を上げることができるんです。
今回は、
「脳の血流を増やすと起こること」
「血流を増やすためにテスト直前、テスト当日にできること」
「脳の血流を増やしながらできる勉強法」
について解説していきます。
こんにちは、とんびーです。
春の足音とともに近づいてくるのが、そう、確認テストの数々ですよね~
今回は脳の血流を増やしてテストや普段の勉強に活かすアイディアを解説していきます。
このような方に向けて書いています。
- 脳の血流を増やすとどうなるのか知りたい
- 効率の良い勉強法を知りたい
- テストの点数を少しでもあげたい
それでは参りましょう。
◆◆◆ おすすめ記事一覧 ◆◆◆
【子どもとゲーム】時間制限とルールはもう古い?と考える前に知るべき脳への影響とゲームとの付き合い方
【イライラしない秘訣】子どもがゲームを始める前に親ができること
【子どものスマホはいつから?】タイミングを見極める大事な判断材料とは?
【子どもと動画・制限した結果】十数年、続けてわかったメリットとデメリット
【子どもが勉強するシステム】ご褒美制度と学習環境を整える|私が実践した具体的な方法
【神経衰弱で数の合成】遊びながら学ぶ算数|私が実践した6つの方法【座学の前のひと工夫】
【先取り学習のその後】13年前子どもが先取り学習を始めた家庭の今【考え方と効果と弊害】
脳の血流を増やすためにテスト直前・テスト当日にすべきこと
ところで皆さん、テスト会場に到着してこれから教室に向かいます。
4階にある教室まで、
A 真っ先にエレベーターに乗る
B 階段で上がる
脳の効率をアップさせるのはA・Bどちらでしょう?
じゃあ、実際に階段で上がっている人、手を挙げて!
...
いないでしょ?
そう、いないんです。
とんびー家では、テストの教室がビルの5階くらいまでならエレベーターを使わずに、階段を使って上がるようにしていました。
同じように階段を使う親子にも会いますが、たまーにです。
みんなエレベーターに殺到しています。
エレベーターで教室まで向かっていた人、車でぴゅーっとテスト会場に行っていた人、損していたかもしれませんよ!
テスト直前!テスト会場まで階段を使ってあがるのは正解なのか?
ずばり結論、テスト直前にエレベーターを使わずに階段で教室まで行くのは、
正解です!!!
みんながエレベーターに殺到するなか、颯爽と階段をあがりましょう!
教室に着くころには脳への血流が増えているはずです。
脳の血流を増やすべきこれだけの理由
人間性脳科学研究所所長の澤口教授が述べている、階段を上ることによってどんなことが起こるのかという以下の記事をご覧ください。
疲れていると階段を上るのがどうしても億劫になってしまうが、「現代人の多くは体が疲れているというよりも脳に疲労がたまっているほうが多い」と澤口教授は言う。
そして脳の疲労を除去するには、なんといっても体を動かすことが一番効果的なのだ。運動に伴う血流量の増加で、脳に栄養が供給され、細胞は活性化し、脳内物質の分泌も促進され、運動後には気分一新。やる気が出て、集中力が増し、体はきびきび動いて、仕事がはかどる。
引用:プレジデントオンライン グズな人ほど階段を上らない
「運動に伴う血流量の増加で、脳に栄養が供給され、細胞は活性化し、脳内物質の分泌も促進され...」
「運動後には気分一新。やる気が出て、集中力が増し、体はきびきび動いて、仕事がはかどる。」
って、良いことしか述べられていませんね。
つまり、階段をあがるようなちょっとした運動でも「脳を活性化」できるんですね。
さらに、足の筋肉からの信号で「記憶・発想・想像力が10%増大する」と述べられている記事もあります。
① 足を動かすだけで脳が刺激される
筋肉を動かすと、その中にある感覚器から信号が発せられ、脳が活性化されます。とくに足は筋肉量が多く感覚器が集中しているので、走ってここを動かすと、絶大な効果が得られるというわけです。この足の筋肉からの信号だけで、記憶・発想・想像力が10%増大するとも言われています。
引用:東洋経済オンライン 仕事がデキる人は走りながら脳を鍛えている
この記事は「走る場合」について述べられています。
が、テスト会場まで車を使わずに電車と徒歩で行くことも同じです。
要は足を使うかどうか。
両方の記事からわかることは、
「足を動かすと脳は刺激され活性化する」
ということ。
大人だろうが子どもだろうが、この事実は変わりません。
さあ、次のテストからは、会場まで歩く!
教室まで階段を使いましょう!
脳の血流アップのためにテスト直前・当日にできることは他にもある!
お話してきたように、テスト直前・テスト当日に脳の血流を増やして活性化させるべき理由がわかりました。
階段を上がったり、軽く歩く程度の運動が最適でした。
実はもう1つ手軽にできて脳の血流をアップする方法があるんです。
それが、ガムを噛むこと!
その1.噛むことで脳の血流が増え、働きが活発になる
噛むことで脳内の血流が増え、脳の運動野や感覚野、前頭前野、小脳などが活性化します。特に脳の前頭前野は判断、感情、行動、記憶、コミュニケーションなどをつかさどる重要な部分です。うつではこの前頭前野の機能が低下することが指摘されていますが、噛むことで前頭前野の血流が増え、機能がアップします。
引用:シオノギヘルスケア 噛むと脳が活性化
どちらもそれほど面倒ではなく、会場に着くまでの間に気軽にできますよね。
寒い季節なら軽い運動で体も温まり、かじかんだ手も動かしやすくなります。
「少しでも簡単にテストの点数をアップしたい!」
なら、神だのみよりこちらの方がよっぽど効き目がありますよ。
脳の血流を増やしてテストに備えましょう。
脳の血流を増やし、刺激しながらできる効率アップ勉強法
さらにここからは、脳の血流を増やして刺激しながらできる勉強法をご紹介していきます。
- 音読する・歩きながら音読する
- 歩きながら暗記する
- 歩きながら聴く
- 歩きながら聴き、音読もする
音読する・歩きながら音読する
音読すると脳が活性化するという詳しいお話は、以下の記事でも解説しています。
【徹底反復音読プリント】音読の効果と8年続けて得られた7つのメリット
「文字を見る」「自分の声を聞く」「文字を読んで声に出す」の3つの動作を同時に行うと「脳の活性化」が起こります。
とんびー家では、そこに「歩く」も加えています。
歩きながら音読するんです。
音読の効果を享受するための音読の始め方や続け方については、以下の記事をご覧ください。
【子どもが音読を8年継続中!】始め方・続け方6つの極意で音読の効果を享受する
歩きながら暗記する
つぎに、医学博士である福井一成さんがオススメする「歩きながら暗記」する勉強法をご紹介します。
福井一成さんは、脳の働きや記憶のメカニズムから考えた科学的勉強法を薦める医学博士です。
福井さんは「偏差値アップには医学的根拠が必要」という考えから、1度入学した東大を仮退学します。
東大在学中に身につけた効果的な勉強法の効果を確かめるために、4ヵ月半の受験勉強で東大の理3に再度合格しました。
この時に福井さんが実践していたのが「歩きながら暗記」する勉強法。
歩いたり走ったりするほうが脳が働く理由は、2つあります。
1つは、脳の血流量が増加するからです。足の筋肉が縮んだり緩んだりをくり返すことがポンプの役目となり、体の血液の流れがよくなって脳への血のめぐりもよくなります。このことから、足は「第二の心臓」といわれています。
もう1つの理由は、「脳幹網様体(のうかんもうようたい)」が刺激され、眠気がなくなるからです。脳の「幹」、脳幹は生命の維持に重要で、ここにダメージを受けると意識がなくなります。
引用:リセマム 東大2回合格の医師が教える!「脳」率アップな勉強法
ここでも、「歩くこと=足を使う」ことで脳の血流を増加させています。
福井さんが歩きながらの勉強をすすめるのには、2つの理由があります。
1つ目は脳の血流量を増加させること。
ここでの注目は、2つ目の「脳幹網様体(のうかんもうようたい)が刺激され眠気がなくなる」ことです。
勉強に一番の大敵「眠気」がなくなるって、勉強効率をあげる上で重要です。
勉強中に眠たくなってきたら、立ち上がって歩き回るだけでも眠気覚ましになりますね。
ところで、歩きながらの勉強だと、できることが限られます。
書かなければならない勉強はできませんよね。
そこで、この勉強法が一番合っているのが「暗記」です。
暗記っていうと英単語や古文単語、古文文法などが頭に浮かびます。
覚えたかどうか書きなぐって確認してみたりします。
が、これからは「歩きながら暗記」です。
歩きながらの勉強法は、暗記科目に使えます(当然ですが、計算問題や記述式問題には向いていません)。まず、イスに座ったまま教科書や参考書の1ページを読みます。次に、部屋の中を歩き回りながら、頭の中で暗記事項をくり返すのです。
もし忘れている部分があったら、イスに座って教科書や参考書で再度確認しましょう。それから、また歩き回りながら暗記します。
そのページが暗記できたら、イスに座って教科書や参考書の次のページに進む。以下、同様です(ずっと歩くのが疲れるという人は、立って勉強すればいいでしょう)。
引用:リセマム 東大2回合格の医師が教える!「脳」率アップな勉強法
具体的には上記のように、
「イスに座って読む」→「歩きながら暗記」→「イスに座って読む」...
を繰り返して1ページずつ進めていきます。
このように「座る」と「歩く」を交互に繰り返すといいんですね。
歩きながら聴く
外出先なら「歩きながら音を聴く」、家の中なら「歩きながら音を聴き、目では文字を追う」ことも可能。
英単語帳や英語の教科書などは音源が豊富にあるので、この方法がすぐに使えそう。
そこで福井さんがやっていたのが、
「音読した自分の声を録音して聴くこと」
です。
これだと、どんな科目でも歩きながら聴けるようになります。
最初にご紹介した「音読」をする際に、スマホのボイスレコーダーアプリなどで録音しましょう。
そうすればどんな教科でも勉強できるし、外出先でも簡単に聴けるようになります。
歩きながら聴き、音読もする
これは英語を勉強するときによく使う勉強法です。
英単語を覚える際に、歩きながら音声を聴いて、その後繰り返したり、シャドーイング(音声のすぐ後を追いかけるようにして音読すること)します。
教科書の英文も英単語も、イスに座って繰り返すより覚えられるはずです。
座って勉強していて眠くなった時、勉強がダレてきた時、夜疲れているけどまだ勉強しなきゃいけない時に、気分や空気を変えられます。
勉強に対するイメージを変え、勉強のしかたを考え直す
勉強って、イスに座ってするもの、静かにやるものっていう空気がありますよね。
でも実は、音や動きを交えたほうが効率がアップするし、勉強する場所を変えたりして気分転換するのは得策です。
とんびー家では、歩き回りながら音読もするし、床に寝転がって勉強したり、いろいろな方法を取っています。
大人でも「ノマド(遊牧民)ワーカーです!」っていう人が増えてきましたよね。
PCを持ってカフェやコワーキングスペースなどで仕事したり、定住せずにいろいろなところからリモートワークしたり。
そうは言っても、歩き回りながら音読したり、ふらふらしながら勉強することって、まだまだ市民権を得られていない。
頭の固い人からすると、ちゃんと座って黙ってやりなさいってなるし、
まあ、学校であんな授業を受けて育ってきたら、考えがそうなるのもわかります。
でも、一番大事なのはどうすれば短い時間で効率よく勉強できるか。
そして、少しでも(嫌いな)勉強時間を減らして、自分の好きなことに時間を振り分けられるのか。
私はここに注力して、勉強のしかたに柔軟性を持たせています。
学校教育が変わることは考えられません。
小さな時から「勉強って座ってするだけじゃないよ」と教えてあげる。
音読したり、歩きながら本を読んだり、寝転がってドリルを解いたってOK。
ある程度集中する時間を作れるようになったら、
いろいろな勉強のしかたを知っていたほうが、効率良く時間を使えます。
「音読は慣れ」音読しやすい空気をつくる
「音読は脳に良い」とわかっていても、
「学校で先生に音読するといいって言われた」としても、
実際、音読をして勉強している子どもって少ないようです。
急に「音読したほうがいいよ」って言われても、
家族に英語を読んでいる姿を見られるのも恥ずかしいし、
聴かれるのも恥ずかしいってなるのが普通ですよね。
とんびー家では長女が小1から音読を始め、高校生になった現在でもリビングでベラベラ音読しています。
最近は英単語、英文、古文、漢文は音読をくり返して勉強しています。
長女が中学生の時、教科書の英文をスラスラ音読するのを見たクラスの子に、
「毎日音読をしている」と話すとビックリされたようです。
さらに知り合いの子どもが、学校で出た音読の課題をトイレに閉じこもってやっていたというのを聞いて驚きました。
やはり、家族がいる前で音読すると恥ずかしい、
そもそも音読をして本当に成果が出るのか疑わしい、
と感じている子どもが多いのではないかと思うんです。
音読は身近であって意外とハードルの高い勉強法なのではないかと考えています。
音読を勉強方法の1つにするために
とんびー家では音読を始めて8年目に入りました。
【子どもが音読を8年継続中!】始め方・続け方6つの極意で音読の効果を享受する
子どもたちが音読を続けていくためにちょっとしたことを心がけています。
音読を毎日の勉強に取り入れるためにできるコトは以下の通りです。
- 小さな頃から音読をして、音読が当たり前の環境をつくる
- 小さな頃は録音して自分の声を聴かせてあげる
- 子どものうちはしっかり聴いてあげて、恥ずかしい年ごろになってきたら聴いていない振りをする
- 音読を聴かれていても恥ずかしくない子どもなら、上達具合をしっかりとほめる
- 成果が出るか疑う前に、成果が出るまでつづけてみる
小さな頃から音読をして、音読が当たり前の環境をつくる
先ほどもお話した通り、長女は小2から、長男は幼稚園児から音読を始めました。
小1~小3くらいまでは学校でも教科書の音読が宿題になります。
音読を将来にわたって勉強方法の1つにするなら、幼稚園から小学校低学年が最高のタイミングです。
なぜなら、恥ずかしいという感覚が出る前に音読を日常のものにできるから。
小さな頃からやっていることであれば、
改めて恥ずかしがることもそれほどないと思うし、面倒に思いません。
親にとっても当たり前のことなので、音読が空気のようになります。
この状態に早めにできればできるほど、早めに脳を活性化させた勉強法を始められるワケです。
小さな頃から毎日脳に血流を送り活性化させていけば、何もしてこなかった場合と比べて違いが出るのは当然です。
そして中学生になっても高校生になっても音読で何かを勉強するのが当たり前になります。
【音読のいろいろな効用】
実は音読の影響は別のところにも表れます。
先ほどもちょっと触れた、学校で授業中に当てられて音読する場合です。
その時にも臆せず堂々と音読できるようになるんですよ。
中学生になると英文の音読や古文の音読のテストがあります。
苦手だったなっていう人、いますよね?そう、大体の生徒が苦手なんです。
ただ、苦手だろうと成績に関係してくるからやっかいです。
周りと差が出る部分でこそ、しっかり点数をとっておきたいですよね。
特にこれからはどんどん「話す」「聴く」の方へ重点が置かれていくので、
「英文を読む」のに慣れておいて損することは1つもないわけです。
古文は授業で触れただけでは時間が足りず、苦手な教科になりがち。
でも、暗唱テストは小学校でも中学校でもあります。
とんびー家では陰山英男先生の「徹底反復音読プリント」をやっていたため、
古文のテストは小・中学校とも一発合格しました。
「徹底反復音読プリント」を8年続けて得られた7つのメリットについては、以下の記事をご覧ください。
【徹底反復音読プリント】音読の効果と8年続けて得られた7つのメリット
中学校に入って習う「歴史的かな遣い」も、小学生のうちに普通に読めるようになります。
音読プリントで毎日古文を読んでいたため、改めて勉強する必要がありませんでした。
音読っていろいろなところに効用があるので、本当におすすめの取り組みです。
徹底反復音読プリントの詳細については、以下の記事で解説しています。
【徹底反復音読プリント】の概要と魅力を徹底解説!音読のスタートに最適!【陰山メソッド】
小さな頃は録音して自分の声を聴かせてあげる
小さなうちって、自分の動画や声を撮ってあげるとすごく喜んでくれます。
毎日音読した成果を1週間に1度、ボイスレコーダーなどで録音して聴かせてあげると、
子どもは嬉しいし、親は子どもの成長がわかります。
ほめるポイントにもなります。
録音してもらうのがモチベーションで毎日頑張れる子どももいます。
ぜひ音読をスタートして、録音してあげてください。
数年してから子どもの声を聴くのも、成長を感じられて何だか嬉しくなります。
子どものうちはしっかり聴いてあげて、恥ずかしい年ごろになってきたら聴いていない振りをする
しっかり聴いてほめてあげる、録音して一緒に聴くなどして、
小さなうちは子どものやっていることを「ちゃんと見てるよ」アピールするのが大事。
音読は特に、聴いてくれている人だいるだけで子どものモチベーションが違います。
でもこれが、小学校の高学年くらいになると変わってきます。
特に男の子は恥ずかしがることが多いので、とんびーは聴いていない振りをします。
聴いていない振りをするけど、定期的にほめておきます。
間違っている時は訂正もします。
親の立場としては恥ずかしいという意識を持たれないように、続けてもらうことに注力します。
とんびー家はみんなリビングで音読していますが、子ども部屋でこっそりやっているのなら、そっとしておいてあげたほうがいいですよね。
音読を聴かれていても恥ずかしくない子どもなら、上達具合をしっかりとほめる
上述したこととかぶりますが、親の前で堂々と音読しているなら、ことあるごとに上達具合を伝えましょう。
音読で勉強していることの利点や、毎日続けているなら「すごいね!」という気持ちも伝えましょう。
音読を勉強の1つの方法としてやることは、今の効率アップだけでなく、将来にわたってプラスになります。
成果が出るか疑う前に、成果が出るまでつづけてみる
中学校に入って英語の先生に教科書の音読をすすめられても実践しないのは、
恥ずかしさと面倒な気持ち以外に、
「それまでに音読で得られた成功体験がないから」
です。
小学校に入って音読の宿題が出ても、宿題が無くなったとたんに音読から遠ざかります。
結局ただの宿題でしかなくて、何かをできるようになったという実感をほとんど得られないまま終わってしまうんです。
「漢字を書く」「計算をする」が宿題に出れば、書ける漢字が増え、計算が前よりスラスラ解けるようになったという実感がわくかもしれません。
さらに目の前に自分が勉強した痕跡が残りますね。
ノート2ページ分の漢字、計算を30個解いたノート...
でも、音読って成果を感じづらい取り組みなんです。
勉強した痕跡も残らないし、何のためにやっていることなのか、子ども自身理解するのが難しいものなんです。
そこで大事になってくるのが、
「早めに音読の成果を感じさせてあげること」
先ほど触れた、声を録音してあげるのは簡単で良い方法です。
とんびー家では暗唱テストをしていました。
どちらも小さな子どもにもわかりやすい成果です。
「音読を毎日繰り返えせば、いろいろなことを覚えられるし、スラスラ読めるようになる」
という実感を持たせてあげる。
そして、学校での古文の暗唱テストや英文の音読で、
「音読をやっていて良かった、これからも続けていこう」と思えるんですね。
音読はすぐに結果の出るものではないので、音読の成果を出せるタイミングまで続けることが大切。
親が工夫して子どもに続けさせることができれば、音読の良さを子どもに伝えられます。
まとめ|【脳の血流を増やし活性化】効率をアップする行動
今回は脳の血流を増やしてテストや普段の勉強に活かすアイディアと音読しやすい環境のつくり方を解説しました。
- 脳の血流を増やすと起こること
- 血流を増やすためにテスト直前、テスト当日にできること
- 脳の血流を増やしながらできる勉強法
普段何気なくしていることで、脳の血流をアップし活性化することができます。
ちょっとした工夫をテスト前や勉強方法に取り入れるだけで、テストの点数をアップする、勉強の効率をアップできるんです。
できるだけ早めに始めれば、脳への良い影響、効率の良い勉強を享受できます。
「徹底反復音読プリント」を8年続けて得られた7つのメリットについては、以下の記事をご覧ください。
【徹底反復音読プリント】音読の効果と8年続けて得られた7つのメリット